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子育てに取り入れたい!能力を伸ばすほめ方とダメにするほめ方

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他の子どもとくらべてほめる

ほかの人と比較するようなほめ方をすると「人に勝てばほめてもらえるんだ」と思うようになってしまいます。そうしたほめ方を続けてしまうと、他人を見て自分に優越感を感じたり、へんに競争意識を持ったり、他人をみて自分を卑下してしまったりする可能性が出てきますので注意しましょう。

子どもの進歩は人それぞれです。得意分野や不得意な分野も人それぞれです。ついついほかの子どもと比べてしまう気持ちが出るものですが、ここは注意してほかの子どもと比べてほめたり、比較して励ましたりすることは避けた方がいいでしょう。

本来ほめることが自己肯定感を育むはずが、劣等感やよけいな競争意識を持つ子どもに育ててしまう恐れもあります。

結果だけに着目してほめる

努力した過程でなく結果ばかりをほめるのは、わりとやりがちなほめ方ですよね。実はこのほめ方は「ほめる=評価する」になってしまうのです。

結果を出さなければほめられないというプレッシャーを感じさせてしまい「次も期待に応えよう」と、子どもは過剰に頑張り続けるようになってしまうこともあります。

大人も過度の期待はとてもプレッシャーになりますよね。子どもも必要以上のプレッシャーをかけてしまうと、重荷に押しつぶされてしまうこともあります。

このようなほめ方を続けると「いい子症候群」にしてしまう恐れがあります。「いい子症候群」とは親や大人の顔色を伺い、いつもいい子にふるまおうとする子どものことをいいます。そうならないために注意が必要です。

まとめ

子どもをほめることは、その子を認めることです。それを意識すればきっとほめ上手になると思います。幼少期に他者から認められる経験を積むことは、自己肯定感を高め、たくましく生きる力を育むでしょう。

今までダメなほめ方していたというママもいると思います。でもこれから少しずつでも改善していくことを意識していけば、きっと大丈夫ですよ。

最初は難しいかもしれませんが、子どもの心の成長のためにも、すてきなほめ方をするように心がけていきたいですね。
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