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教育中心の子育てはやめるべき?教育熱心の親の特徴や子どもへの影響

教育中心の子育てはやめるべき?教育熱心の親の特徴や子どもへの影響

今はいろいろな情報や習い事があり、迷ってしまうほどです。また、ほかの子が早く読み書きができるようになると、わが子も何かさせないといけないのかと焦ることもあります。そこで、教育に熱心すぎる親の特徴や、その影響や弊害をご紹介していきます。子どもに合った育て方、対応のしかたを考える一助になればと思います。

教育中心の子育てをしてしまうとどうなる?

教育中心の子育ては無関心になる可能性も

親が教育に関心が高いのは愛情の一つといえます。けれど、教育が中心になると、肝心の子どもの気持ちに無関心になる可能性があります。

乳幼児期に大切なことは、親の愛情を感じることです。でも、親がありのままの自分を見てくれず、いつも自分の理想の子どもを追いかけていると、子どもは幼くても気づきます。

すると、そのままの自分には価値がないと無意識のところで感じてしまうかもしれません。また、人間は特別に手を加えなくても、自然に成長していけるようにプログラムされています。

むしろそれを無視して無理やり早くできるように育てようとすると、自然の成長を阻害し、後々、能力が伸び悩むことも考えられます。その年齢に合ったことを十分にやる方がいいという考えもあるのです。

教育中心の子育ては子どもの自主性を奪う

もちろん勉強するのが大好きで、主体的に取り組む子はいいかもしれませんが、わけも分からずやらされている子は、知らないうちに自主的な行動の芽を摘まれている可能性があります。砂遊びやかけっこなどは、親に指示されてやるものではありませんよね。

でも早期教育は、どちらかといえば親や先生が主体になって与えられて教わるものです。それが過剰になると、自分で考え何かを作り上げ、ときには失敗し、悔しさ、悲しさ、やり遂げた喜びなど、いろいろな気持ちを味わう体験を奪うかもしれません。

指示されたことをいかに早くうまく、間違えずにできるかを重要視され、子どもの意思や主体性の入る余地がなくなると、社会に出て仕事などで与えられたことしかできず、困るかもしれません。

教育中心子育ては子どもを追い詰めてしまう

人生はその人のものです。これは子どもでも同じです。

もちろん子どもなので親のアドバイスや教育は必要ですが、親の価値観を押し付けすぎるのは子どもを追い詰めてしまう原因になります。それは幼児であってもです。

たとえば昆虫採集に夢中な子に、突然、興味がない読み書きや知育を押し付けると嫌がることがあります。でも昆虫の名前を知りたくて文字を覚えたいなら、熱心に取り組むかもしれません。

つまり興味がないことはしたくないのです。大人だって興味も必要性もないことをやらされたらうんざりしますよね。

大人なら逃げる方法はありますが、子どもは大人のようには逃げられず、親が強く押し付ければ嫌々やるしかなくなります。そして追い詰められてしまうことがあるのです。

教育熱心な親に多く見られる特徴は?

教育熱心な親は感情的で支配力が高い

子どものために何でもしてあげたい気持ちが、親自身のためにすり替わっていることがあります。子どもが自分が思ったとおりにできないと怒鳴りつけたり、ほかの子より劣るとイライラするのは、危険信号かもしれません。

ではなぜ感情的で支配的になるのでしょう。それは、親の劣等感や満たされない心を子どもを使って埋めようとしていることがあるからです。

親自身が子どものころ愛情不足で育ったり、自信がなく不安な気持ちがあると、子どもに「あなたのため」といって自分の手中に置き依存することがあるのです。とはいえ完璧な親はいません。

誰だってイライラして怒ることはあります。ただ、必要以上に怒ってしまうときは、心を許せる人に話したり、自分の心を見つめ直すといいかもしれません。

教育中心の親は兄弟やほかの子どもを比べる

比較ばかりして育てるのは、条件をクリアしないと愛される価値がないと子どもに刷り込んでいるのと同じかもしれません。子どもの自己肯定感は低くなり、心が傷つくことが多いです。

比べられて燃える子もいますが、相対的評価ばかり重視すると、いつも勝ち負けばかり気になり疲れますし、たとえ勝ち続けても、いつまでも満足しません。親も評価や順位に意味を見出し自分の価値観を見失っているのかもしれません。

反対に、ありのままの自分を愛されると、子どもは安心して、後々自分の価値観を育てることができます。そして自分なりの幸せを作り出せる可能性が高いです。

学校や会社に行けば嫌でも評価されることがあります。それに折れない心の強さは、自分の信念や価値観ではないでしょうか。

子どもに対しての強制が教育と勘違いしてる

たくさんプリントをやるなど、親は量をこなせば子どもの能力は伸びると思っていることがあります。また、子どもは何もわからないから、親が将来のレールを敷いてあげないといけないと思うこともあります。

けれど量をこなしても、子どもにやる気がなければ身に付かないし、小さい子でも自分の意思を無視されれば反発するものです。そこを冷静に見られないと、親は、とにかくやらせれば何とかなると勘違いする場合があります。

たとえば、アスリートやピアニストが何時間も練習するには、それが好きでたまらないことが前提です。しかし本人にその気がないのに、親が躍起になって強制しすぎるのは、かえって自然に育つ興味の芽を摘んでしまい、あまりいい結果を生まないことが多いかもしれません。

教育中心に育てられた子どもは?

教育ばかりの子どもは隠れてストレスを発散

隠れてほかの子をいじめたり、幼稚園など家の外で見過ごせないようないたずらをするなど、不本意な教育を無理やりやらされている子どもは、ストレスで思わぬ行動に出ることがあります。これは子どもの心が助けを求めていると考えられます。

大人でも心が満たされないと他人に不寛容になりがちですし、当たり散らしたくもなることもあります。子どもも同じですし、大人よりも表面に現れやすいです。

更に、親の前でやるならまだしも、隠れてやるのは、親が支配的で本音を表現できないのかもしれません。家ではいい子なのに外で問題を起こすので、親は認められないことも多いようです。

多くの幼児教育で楽しく学ぶことが重要視されます。嫌がるのを無理にやらせ過ぎるのは、問題かもしれません。

教育中心は他人を思いやる心が成長しない

教育でいつも成果を求められると、子どもは親に甘えられず愛情を感じられなくなります。愛されている実感がない子がほかの子を大切にすることは難しいです。

成果ではなく努力を褒めましょう。勉強に限らずお手伝いなども、完璧を求めてダメだしばかりせず、やってくれたことに感謝し、子どもに役立つ喜びを伝えましょう。

また、昔は近所の大きい子と小さい子が一緒に遊び、小さいときは大きな子に世話され、大きくなると小さな子の面倒を見て、自然と他人を思いやる心が生まれました。そういう機会が少ない今、親が一緒に、お腹の底から笑ったりして楽しく過ごすことが大切かもしれません。

毎日習い事で子どもらしく遊べず、ほかの子への競争心ばかりが育てば、思いやりの心は望みにくいですよね。

教育子育ては歪んだ人格を形成しやすい

親の夢を子どもに託すのではなく押し付けるようになると、子どもの心が歪む可能性があります。たとえば親が希望大学に行けなかったから、子どもには何が何でもそこに行かせたいとします。

そのために子どもの進路にレールを敷いて、そこから外れないように絶えず干渉すれば、子どもは自由が許されず、小さいうちは親に従わざるをえません。当然子どもは抵抗しますが、よほど問題を起こさない限り教育方針で片付けられ、第三者が介入することはできません。

けれどこれが続けば大きくなって暴力的になったり、うつ状態になることも考えられます。これは極端な話しで、ほとんどの親はそこまで束縛しませんが、小さいうちから何でも親が決めすぎず、子どもの意思や気持ちを考慮することが必要ですよね。

まとめ

子育ては自分育てといわれます。子どもと接することで親である自分の弱点が見えて、改善の必要を痛感することがあります。

誰でも子どもが生まれたら、よりよい人生を送ってほしいと願いますよね。原点はそうでも、だんだんとそこに親自身の願望やコンプレックスが入ってしまうこともあります。

けれどそのときに、親は自分がどうして子どもにいらだってばかりいるのか、周りと比較してしまうのかを見つめ直す機会かもしれません。そして親がいきいきと毎日を楽しめたら、子どもは自然と自分の道を見つけるかもしれません。

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