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教育中心の子育てはやめるべき?教育熱心の親の特徴や子どもへの影響

教育中心の子育てはやめるべき?教育熱心の親の特徴や子どもへの影響

教育中心は他人を思いやる心が成長しない

教育でいつも成果を求められると、子どもは親に甘えられず愛情を感じられなくなります。愛されている実感がない子がほかの子を大切にすることは難しいです。

成果ではなく努力を褒めましょう。勉強に限らずお手伝いなども、完璧を求めてダメだしばかりせず、やってくれたことに感謝し、子どもに役立つ喜びを伝えましょう。

また、昔は近所の大きい子と小さい子が一緒に遊び、小さいときは大きな子に世話され、大きくなると小さな子の面倒を見て、自然と他人を思いやる心が生まれました。そういう機会が少ない今、親が一緒に、お腹の底から笑ったりして楽しく過ごすことが大切かもしれません。

毎日習い事で子どもらしく遊べず、ほかの子への競争心ばかりが育てば、思いやりの心は望みにくいですよね。

教育子育ては歪んだ人格を形成しやすい

親の夢を子どもに託すのではなく押し付けるようになると、子どもの心が歪む可能性があります。たとえば親が希望大学に行けなかったから、子どもには何が何でもそこに行かせたいとします。

そのために子どもの進路にレールを敷いて、そこから外れないように絶えず干渉すれば、子どもは自由が許されず、小さいうちは親に従わざるをえません。当然子どもは抵抗しますが、よほど問題を起こさない限り教育方針で片付けられ、第三者が介入することはできません。

けれどこれが続けば大きくなって暴力的になったり、うつ状態になることも考えられます。これは極端な話しで、ほとんどの親はそこまで束縛しませんが、小さいうちから何でも親が決めすぎず、子どもの意思や気持ちを考慮することが必要ですよね。

まとめ

子育ては自分育てといわれます。子どもと接することで親である自分の弱点が見えて、改善の必要を痛感することがあります。

誰でも子どもが生まれたら、よりよい人生を送ってほしいと願いますよね。原点はそうでも、だんだんとそこに親自身の願望やコンプレックスが入ってしまうこともあります。

けれどそのときに、親は自分がどうして子どもにいらだってばかりいるのか、周りと比較してしまうのかを見つめ直す機会かもしれません。そして親がいきいきと毎日を楽しめたら、子どもは自然と自分の道を見つけるかもしれません。
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