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しつけでの甘えと甘やかし。違いを知り子どもの自立を育もう

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甘えにつき合えないときは説明をする

子どもの情緒的な欲求である「甘え」はできるだけ受け入れたいと思っても、ママに時間的、精神的な余裕がないときにはつき合えないことがあります。このようなときには、今はつき合えないことを説明して「あとでね」という約束をするとよいですよ。

例えばご飯の支度をしなければならないときに「ママお話聞いて」と言われたら「ママご飯を作っているから、ご飯を食べたらゆっくり聞くね」と約束をします。理由が分かれば子どもはちゃんと理解してくれますよ。もちろん「あとでね」と約束したことはきちんと守るようにしましょう。

「聞きたいけどママはご飯も作らないといけないの。あとでお話聞かせてね」と、話を聞きたかったと共感の言葉を入れるのもよいですね。

パパとよく話し合いしつけの統一を

子どもにしつけをしていくうえで、ママとパパの考え方に違いがあると、子どもは混乱してしまうことがあります。「ママは甘えさせてくれるのに、パパはダメだという」ということが多いと、子どもは「良いことと悪いことの境目」が分かりません。

子どものしつけについてはパパとよく話し合い、考え方を一致させることが必要です。何が良くて何が悪いかの基準を決め、どのようなことを目指して子育てしていくのかを決めるとよいですね。

お互い異なる環境で育ってきたママとパパです。しつけに対する考え方に違いがあるのは当然で、ときには分かり合えないと感じることもあることでしょう。ですが、話し合いをする中で新たな気づきがあるかもしれませんよ。

まとめ

子どもの精神的な欲求である「甘え」はできるだけ叶え、応えることが心の安定や家族としての愛情を形成していくために必要です。子どもが自信を持ち自立していくためには、幼いころにしっかり甘えが受け入れられることが大切なのです。

一方で子どもの物質的な欲求であり、親の自己満足を満たすための「甘やかし」は過剰になれば子どもの自立を妨げ、我慢ができない自己中心的な性格の形成につながることがあります。

子どもがやがてママやパパの元から離れ自立していくためにたっぷりの甘えは必要ですが、甘やかしとは区別したいですね。
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