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子どもにスマホを持たせるべき?メリットやデメリットと決めること

子どもにスマホを持たせるべき?メリットやデメリットと決めること

今やスマホはあって当たり前のものになっていますね。しかし「小さい子どもにスマホを持たせてもいいのだろうか」と悩むママも多いのではないでしょうか?そこで今回はスマホを持たせるメリットとデメリット、持たせる上で子どもと話しあいたいルールやおすすめスマホについてご紹介したいと思います。

子どもにスマホを持たせるが不安

スマホは何歳から持たせていいの?

総務省が発表しているデータによると、現在、国民全体のスマホ保有率は約57%となっています。今の子どもにとっては、スマホが身近な存在といえるのではないでしょうか。

0歳児と1歳児は約10%、2歳児と3歳児は約30%、4歳児から6歳児は約40%と、年齢を重ねるごとにスマホやタブレットの利用率が増えているそうです。またおしゃべりができないけれど、スマホは使いこなしているという子もなかにはいるという話という話もありました。

「子どもに何歳からスマホを持たせるか」については、いろいろな意見があると思います。スマホには便利な機能もありますが、よくない影響もあるので、いつからにするかはパパとママでよく話し合って決めるといいかもしれませんね。

親が使っているのを子どもが見ている

子どもがスマホを使いたがる原因の1つに、親の影響があるといわれています。1度スマホで動画を見せたら、それ以降動画を見ることを何度も要求されるようになり、いつの間にか自分で動画を見れるようになっていたということもあるようです。

スマホに限ったことではありませんが、子どもは大人のしていることを本当によく見ています。たとえば、電話がかかってきて会話をしている様子を見たあと、スマホや似ている形のものを耳にあて、「もしもし」と電話ごっこをしている姿を見たことのある人は多いのではないでしょうか?

パパやママが楽しそうにスマホを使っているから、子どももスマホは楽しいものだと思い、使いたくなってしまうといわれています。

中学校以降は持っているのが当たり前?

幼児期までは子ども同士でスマホを使う機会がないですが、小学生になるとスマホ所持率が約13%、中学生になると30%~40%とスマホ所持率が増加していく傾向にあります。部活の連絡事項ややり取りがスマホのアプリを利用して行われ、スマホを持っていない子には連絡がこないという話もありました。

LINEを友達同士で使うようになるとスマホを持っていても、仲間はずれにされるということがあるようです。必ずしもスマホを持っていないといけないということはないですが、後々持つことを考えるとスマホに慣れさせるという意味で早くから持たせるのも一つの考え方ですね。

スマホを持つことでのメリットとは?

緊急時にはとっても便利

地震などの災害が起こったり、急に体調が悪くなってしまったり、事故にあってしまったりしたときにスマホがあると便利ですね。

昔は街中に電話ボックスや公衆電話がたくさんありました。しかし携帯電話が普及した今、公衆電話は全盛期の約2割ほどしか設置されていないそうです。携帯電話やスマホを持っていないと、いざというときにすぐ連絡ができない状況になってしまいます。

電話連絡だけであれば、携帯電話でも十分です。しかしスマホには、防災情報を教えてくれるアプリや、近くにある避難所を調べることができるアプリ、緊急時に家族に簡単に連絡をすることのできるアプリなど、万が一のときに役立つアプリがたくさんあります。

スマホがあれば防犯ができる

スマホには衛星通信を利用して位置情報を知らせるシステムの「GPS機能」がついています。GPS機能のついたスマホをもっている子どもが今どこにいるのか、パソコンや親のスマホなどで確認をすることができます。

2015年、インターネットを通じて知り合った人に誘拐をされた中学生がいました。帰宅が遅いことに疑問を持った両親が、GPS機能を使い子どもがいまどこにいるか調べ、誘拐犯が逮捕されたという事件もおこっています。

また子ども向けスマホには、出発してから数分ごとに通った道のりを確認することができたり、緊急通報ボタンを押すと警備員がかけつけてくれたりするサービスがあるものもあり、防犯グッズの1つとして利用することができます。

時には勉強に役立つことも

緊急時に役立つアプリもたくさんありますが、勉強に役立つアプリもたくさんあります。幼児向けのアプリは「知育アプリ」ともいわれているそうです。

・ひらがなやカタカナを学べるもの
・アルファベットなど英語を学べるもの
・時計の見方が学べるもの
・絵本の読み聞かせ
・お買い物ごっこができるもの

上記であげたアプリは一例にすぎません。無料のものから有料のものまでたくさん準備されています。

遊びながら楽しめるもの、本格的な勉強としたものなど、種類はさまざまです。幼児向けのアプリは、パパママと子どものコミュニケーションツールの1つとして上手に利用するといいかもしれません。

幼児向けだけでなく、学校へ通うようになってからも勉強に役立つアプリがたくさんあります。

スマホを持たせるデメリットのほうが心配

スマホ依存になる子どもが増えている

「スマホ依存」という言葉を一度は耳にしたことがありませんか?スマホがないと落ち着かなかったり、不安になったり、ひどいとスマホが生活の中心になってしまうことをいいます。

このスマホ依存は大人に限ったことではありません。子どもは大人の様子をよく見ています。「教えてもいないのにいつの間にかスマホを使いこなしていてびっくりをした」というパパやママも多いようです。

スマホ依存になると生活習慣が乱れ睡眠時間が減ったり、視力が低下したり、家族の会話が減ったりと、悪影響もでてきます。

使用する時間を制限したり、使える機能に制限をかけたり、スマホを利用するにあたってのルールを子どもと一緒につくることが大事だといわれています。
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