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子どもにスマホを持たせるべき?メリットやデメリットと決めること

子どもにスマホを持たせるべき?メリットやデメリットと決めること

危ないサイトの閲覧・利用

子どもは判断能力も低く、知識もまだまだもち合わせていません。そんな子どもを狙ったインターネット上のトラブルも増えてきています。

SNSやゲームのサイトで知り合った人(大人)からだまされて被害を受けたりするケースも増えているようです。

インターネットを利用する上でのルールやマナーを一緒に学ぶといいかもしれませんね。

また有害なサイトへの接続を制限する「フィルタリング」を活用することで、アダルトサイトや出会い系サイトだけでなく、架空請求を目的としているサイトやウイルスの拡散を目的としたサイトなど、閲覧できないようにすることができます。これらの制限は、年齢や使い方によって制限レベルを設定することも可能です。

課金制度が多いアプリ

スマホのゲームアプリの多くは無料で遊ぶことができます。テレビCMでも「基本利用料は無料」など放送されているのを見たことはありませんか?

最初は無料でもゲームを楽しむことができます。しかし徐々にゲーム内で使用する有料アイテムがないとなかなかゲームを進めることができなかったりするようになります。有料アイテムを購入(課金)することでスムーズにゲームをすすめることができるようになり、課金をすることに慣れ抵抗がなくなっていくようです。

1回の課金は数百円でも、何回も課金を続けるとすぐ高額になります。ゲームによっては利用者の年齢で課金上限額を設定しているものもありますが、年齢をごまかせば上限がなくなってしまったりと万全の対策ではありません。

スマホを持たせるときに決めておくこと

子どもと一緒にルールを作る

スマホを利用するにあたり、パパやママと子どもの家族全員で、ルールを決めておくといいかもしれません。例えば

・利用できる時間帯を決める(〇時以降は使用しないなど)
・使う場所について(リビングだけで利用し、自分の部屋へは持ち込まないなど)
・どういう状況で利用するか(食事中や家族団らんの時間は使用しないなど)
・スマホの機能について(ネットマナーを守る、個人情報は書き込まないなど)
・ルールを守らなかったとき(親がスマホを預かる、履歴を確認するなど)
・困ったことがおきたらまずは親に相談をする

など、親が一方的に決めるのではなく、子どもの意見も聞きながらルール作りをしましょう。そうすると、子どもも納得し、ルールを守るようになります。

スマホの使用制限を使用する

子どもが自由にスマホを利用できる状況を作るのではなく、あらかじめある程度の使用制限をするとよいといわれています。

危ないサイトへの接続を制限するフィルタリングは大手キャリア(docomo・au・ソフトバンク)のスマホであればキャリア独自のものが用意されているので、それを利用するとよいでしょう。

MVMO(格安SIM/楽天モバイル・Y!mobile・mineoなど)のスマホの場合、キャリアでフィルタリングサービスが用意されていないこともあります。その場合は利用制限機能アプリを利用するのがよいでしょう。

フィルタリングだけに頼るのではなく、ルール作りのときに、使用時間や使用場所などの制限をするのも1つの方法になりますね。

家族団らんの時間を作る

家族団らんの時間はとても大切です。コミュニケーション能力を養うことができますし、自分の話を聞いてもらえる環境のため子どもの自尊心を育てることもできます。

無理に家族団らんの時間を作らなくても、みんなで食事をする時間は立派な団らんの時間です。スマホを見ながら食事をするのではなく、家族の顔を見て食事をするようにしましょう。

コミュニケーションをとりながらの食事は、体と心を育む大切な場所だといわれています。毎日は無理でも、全員で食事をする日を決めたりするとよいかもしれませんね。

会話の内容は、日々のちょっとしたことや、インターネットで見た話題などでもOKです。誰かが一方的に話をするのではなく、みんなが話せる環境を作れるようにするとよいですね。

子どもに持たせるべきスマホとは?

子ども向けスマホが便利

一般的なスマホもよいですが、子ども向けに作られたスマホがとても便利です。

何かあったときのSOSボタンや防犯ブザーがついていたり、一定距離を離れたらお知らせがくる機能、登録できる電話帳が限られていて登録外の電話はブロックされたりと、一般的なスマホにはない機能がたくさんついています。防犯ブザーを鳴らすと、警備会社に連絡が行き駆けつけてくれるオプションもありました。

また年齢制限はありますが、専用の料金プランが設定されており、親も同じキャリアで契約しているとかなり格安で使用することもできるようです。

形も子ども向けっぽいものや、一般的なスマホと変わらないものもありますが、腕時計の形になっていたりと、子どもにあったものを選ぶこともできますね。

格安ケータイも見逃せない

子ども向けのスマホを販売しているのは、大手キャリアになります。格安スマホのキャリアは子ども向けスマホはありませんが、料金が格安なのが魅力です。大手キャリアと比べて半額程度になる場合もあり、子どもに持たせやすいと格安スマホを選ぶ人も増えています。

格安スマホのキャリアでも、スマホの利用時間を制限できるサービスがあるものもあります。

大手キャリアと比べて、キャリアが準備しているサービスは少ない場合もありますが、アプリを上手に利用することでしっかりと危険から守りながら利用することも可能です。

ただし、実際に店舗をもたない格安スマホキャリアが多くあります。何かトラブルがあっても自分で解決をしなければいけないことも多くあるので注意しましょう。

使用制限のおすすめアプリ

使用制限をするにあたり、おすすめのアプリをいくつかご紹介します。

<キッズぶろっく/iOS>
ダウンロードしたアプリやカメラ機能、利用できる時間や曜日が設定できます。保護者のスマホからのみ設定可能で、子どものスマホで解除はできません。

<スマモリ/Android>
利用時間を設定できます。子どもがよく使う時間やアプリなどを確認することも可能です。

<Forest:スマホ中毒の解決法/iOS、Android>
種を植えると、設定した時間スマホから離れることで種が成長していきます。途中でスマホを触ると枯れてしまい、ゲーム感覚でスマホから離れることができます。

iOSと比べてAndroidの方が使用制限のアプリが多いようです。
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