未来に活きる教育!社会やビジネスを学ぶ「ヒーロー幼児園」
PDCAの考え方を身につける
ほとんどの活動と結びついている「振り返り」も珍しい取り組みです。ボードゲームなどでも、作戦会議という名の目標設定、実行、振り返りのサイクルを取り入れるようにしています。
いわゆるPDCAの考え方が身につくと、どんなことに対しても、目標設定から実行、振り返りを行うことができるようになるため、夢ややりたいことの実現のため、何が必要なのか自分で考え、決断・実行できるようになっていきます。
また、その日やったドリルやプリントなどを必ず家に持ち帰ってもらい、家庭で親子で振り返る時間も作ってもらうようにしているそう。家族同士のコミュニケーションツールの一つとして、また子どもの自信、やる気や次の目標を与えてくれる時間、きっかけに繋がるのだといいます。
継続力、コミュニケーションも学ぶ
社会教育以外の活動でも、さまざまな力が育つように、普段のカリキュラムの時間や内容にも工夫が凝らされています。例えば、毎日20分ずつ「読み書き」「計算」「音楽」「体操」は必ず実施しています。
これは学習面、体力面だけでなく、毎日継続すること・習慣化の目的も意識しているとのこと。小さい頃から継続すること、習慣にするを身につけておくことで、今後小中高なら宿題や課題に、大人になったら仕事の勉強や運動、読書や日記をつけるなどの良い習慣づくりに活きていきます。
自分の声に出して話したり、考えたことを整理して話したりすることで、人前で話すことへの慣れやコミュニケーション力を育てることも大事にしており、日々の朝の会や帰りの会の際、今の気分や今日の感想を発表するような時間を設けたり、読書の時間では、年中さんくらいから、友達への読み聞かせ、本の内容を友達に伝える機会を作ることも積極的に行なっています。
たくさん勉強していて、子どもがついていくのが難しいのではと不安になってしまいますが、実は園ではできる、できないはあまり重要視していないそう。
「先生が教えるのではなく、その子がちょっと頑張ればできる内容を、自分で考えて解決できるようにサポートするかたちをとっています。子どもそれぞれの学習ペースで進め、それぞれの子がやる気を維持できることが大切」とし、できないからやめるのではなく、子ども自身にできるようになるためにはどうするかを考えてもらうよう、少しずつでもできるようにサポートするという、そっと寄り添うようなケアをしています。
夢を実現する力を子どもに
自分で考え、解決する力を育む
ヒーロー幼児園は、「子どもが自分の課題に向き合い、自分なりに考え、解決して乗り越える」という過程を繰り返しながら、その流れを身につける取り組みを"ヒーローメソッド"を名付けて、全てのカリキュラムの基本としています。
このメソッドを実施することで、子どもがこれから成長して、やりたいことや夢をもった時、それを実現する能力、環境や状況が変わっても変化して活躍できる力、未来を生きていくための力に繋がっていきます。
変化の激しい現代社会において生き抜いていくためには、今後より一層必要とされる力といってもいいかもしれません。多くの人や企業、時代の流れを見てきたからこそ生まれた"ヒーローメソッド"は、未来を見据えて、今後、子どもたちの可能性がより大きく花開くきっかけとなっていくのではないでしょうか。
まとめ
社会で活躍し、生き抜いていくために必要な力はいろんなものがあります。後から身につけることができるものもありますが、考え方のクセや習慣など長年身についたものは、変えにくかったりします。
そんな柔軟な幼児期に、さまざまな体験や社会教育を通じて考え方を体感し身につけたり、さまざまな世界を知り、視野を広げることは、子どもが将来社会に出ていく上で、一つの力になっていくと感じます。
開園して約1年ということで、これからも様々なアップデートもあると思います。今後、どのような広がりを見せていくのかとても楽しみな園となりました。
取材協力
ヒーロー幼児園は、幼稚園、保育園、スポーツクラブの要素に、自然体験・語学・算数・音楽・IT・社会・ビジネスの教育までを幅ひろく網羅した新しいタイプの幼児教育パートナーです。