生後10ヵ月の成長や離乳食は?夜泣きや育児疲れ、遊び方も紹介
生後10カ月頃になると赤ちゃんの体もしっかりしてきて、自己主張をしてくれるなど、育児がやりやすくなることもありますよね。しかし、夜泣きや離乳食の悩みが出てくる方も多いのではないでしょうか。今回は、生後10カ月の赤ちゃんの成長についてや、離乳食の注意点などをご紹介します。
目次
- どんな成長をする?身長や体重と言葉の発達
- 生後10ヵ月の身長や体重は?
- 上下2本ずつの前歯が生えそろう頃
- 少しずつ言葉も出るようになる
- 運動面ではどのような成長を見せるの?
- 階段を登る子も?ハイハイが上達する
- つかまり立ちやつたい歩きをし始める
- 足底把握反射が消失するのもこの時期
- 生活リズムを整えるメリットとコツを紹介
- 生活リズムを整えるメリットとは?
- 理想のスケジュールを把握しておこう
- 基本は早寝早起き!リズムを整えるコツ
- お悩みごとの代表格!夜泣きの原因と対処法
- まずは夜泣きの原因を把握する
- 意外にも一度起こした方が落ち着くことも
- 夜泣き解消!泣き止ませグッズを取り入れる
- 離乳食の基礎と、食べない、食べすぎの悩み
- 生後10ヵ月の離乳食の回数や量、固さは?
- 離乳食を食べない悩みと対処法
- 離乳食を食べすぎる子にはどうしたらいい?
- 離乳食の注意点とおすすめレシピ
- この時期の離乳食の注意点は?
- 手づかみ食べの練習におすすめレシピ
- 鉄分不足を補うおすすめレシピ
- 歩けなくても大丈夫!外遊び方法とメリット
- 外遊びには多くのメリットがある!
- すべてが新鮮!芝生や葉っぱに触れさせる
- 大人が支えてあげれば遊具も楽しめる
- まだまだ室内遊びが多い!おすすめの遊び方
- お馬さんごっこでお家の中をお散歩しよう
- 新聞紙びりびり遊びで手先を動かそう
- 生後10ヵ月頃におすすめのおもちゃ
- そろそろ自我が芽生える?しつけの方法
- お母さんの顔色をうかがい始める頃
- 動作を止める事を教えはじめよう
- 叱るだけではなく、褒めてあげるのも重要
- そろそろ育児疲れが出る?解消法を知ろう!
- 夜泣きや散らかされるのにイライラする
- ママが好きなものを食べる日を作って解消
- 家事や育児を頑張りすぎない事で解消
- まとめ
どんな成長をする?身長や体重と言葉の発達
生後10ヵ月の身長や体重は?
生後10カ月の赤ちゃんの身長は、男の子で身長68~78cmくらい、女の子で身長66~76cmくらいです。体重の目安は、男の子で体重7~10.7kgくらい、女の子で体重6.5~10.5kgくらいです。
大人でも身長や体重差があるように、赤ちゃんにも小さい子や大きめな子がいるなど個性は様々です。身長と体重はあくまでも目安にすぎないので、赤ちゃんが毎日元気でいるかどうかが大切なポイントですよ。母子手帳にも赤ちゃんの身長や体重の平均値が載っているので、毎月確認するとよいかもしれませんね。
上下2本ずつの前歯が生えそろう頃
歯の生え始めは、前歯からです。一般的には下の前歯から生えてきますが、上の前歯から生えることもあります。前歯から奥歯へと少しずつ生えていき、すべてが生え揃うまでには2年くらいかかるそうですよ。生後10カ月の頃には、上下2本ずつ前歯が生え揃う子が多いでしょう。
歯が生え始めるときのサインとして、赤ちゃんのよだれの量が急に増えてくることがあげられます。また、歯茎が痒かったり痛かったりして、おもちゃをよく噛むようになることもありますよ。歯茎に違和感を感じてよくぐずるようになる子も多いです。
少しずつ言葉も出るようになる
また、赤ちゃん自らも「まんま」「まぁま」など、言葉のようなことを話すようになります。赤ちゃんが何かを伝えようとしているときは、ママも返事を返してコミュニケーションをたくさんとるとよいでしょう。
友人に聞いてみると、赤ちゃんが生後10カ月の頃に離乳食の時間になると「まんま」というようになったそうです。「まんま」と聞いたときは感動して、「すごいね」とたくさん褒めてあげたと話してくれました。
運動面ではどのような成長を見せるの?
階段を登る子も?ハイハイが上達する
先輩ママに聞いてみると、生後10カ月の頃に家事をしていて赤ちゃんから少し目を離したすきに、2階に続く階段を何段か登っていたそうです。まさか階段が登れるなんて想像できなかったので、すごくびっくりしたと話してくれました。
それからは、階段の所に柵をつけて赤ちゃんが勝手に階段のほうにいけないように安全対策をしたそうですよ。赤ちゃんの成長は嬉しいですが、事故が起こる可能性も高くなるので注意が必要ですね。
つかまり立ちやつたい歩きをし始める
つかまり立ちやつたい歩きは慣れるまでは不安定なので、バランスを崩して転倒することもあります。転倒したときにテーブルや家具などにぶつかるとケガをしてしまうので、目を離さないように注意しましょう。
つたい歩きを始めても2、3歩歩いてすぐにハイハイに戻る子や、自分で座ることができなくて泣いてママを呼ぶ子も多いですよ。
足底把握反射が消失するのもこの時期
「足底把握反射」は、赤ちゃんの足の裏を綿棒や指などで刺激したときに、5本の足の指がギュッと曲がる原始反射のことをいいます。生後10カ月頃に自然と消失するものです。足底把握反射がなくなるとつたい歩きがスムーズにできるようになり、1人で歩けるようになっていきます。
足底把握反射が残っているうちは足の裏が刺激されると指が曲がってしまうので、うまくつたい歩きができない子が多いです。「うちの子はまだつたい歩きがぎこちない」という方は、赤ちゃんに足底把握反射が残っているかチェックしてみましょう。
生活リズムを整えるメリットとコツを紹介
生活リズムを整えるメリットとは?
赤ちゃんに早寝早起きを習慣づけることで、「日中は活発に活動して夜は眠る」という体のリズムの基本が整えられます。夜にしっかり眠ることで、成長ホルモンがたくさん分泌されて細胞分裂も活発になるので、赤ちゃんは心身ともに健康に育ちやすくなります。
また、生活リズムの乱れは夜泣きの原因や赤ちゃんのご機嫌にも影響してきます。夜泣きや日中ずっと赤ちゃんがぐずってしまうと、パパやママもしんどいですよね。