1歳だけれどまだ指しゃぶり。指しゃぶりをする理由と卒業する方法
指しゃぶりのやめどきと上手に卒業するコツ
指しゃぶりは何歳までに卒業できればよい?
ママの言葉が理解できるようになる3歳くらいから、ゆっくりとしたペースで優しく伝えていくのがよいでしょう。3~5歳ごろは、幼稚園や保育園での生活で子どもの社会性が広がる時期。お友だちに「おしゃぶりしていて赤ちゃんみたいだね!」などと言われて恥ずかしいという気持ちになるでしょう。
また、興味の対象も多くなり、自然と指しゃぶりをする時間が無くなってくるかもしれません。無理やりやめさせるのではなく、子どもが自分でやめるときを気長に待つのもよいでしょう。
手遊びで指しゃぶりを忘れさせてみよう
手遊びをしたり、指先を使う知育玩具で遊んだりと、物理的に指しゃぶりができない状況を自然に作ってみるのが効果的でおすすめです。子どもが集中して遊べるようなおもちゃがみつけられるとよいですね。
また、積極的に外遊びに出かけるのもよいでしょう。外には指しゃぶりを忘れるほど、興味の対象がたくさんあります。1歳になれば公園で砂遊びをしたり、遊具で遊んだりすることもできるころです。言葉で「やめなさい!」というよりも、きっと効果があるのでぜひ試してみてくださいね。
長く続くようなら歯科医など専門医に相談
しかし、中には5歳を過ぎてもなかなか指しゃぶりがやめられない、という子どももいます。この場合、ストレスや寂しさなどが原因と考えられるので、ママは子どもの様子をよく観察して原因を探ってみる必要があります。
これからご紹介する家庭でできる指しゃぶり対策をやってみてもなかなか治らないようであれば、歯科医や小児科医など、専門医に相談してみてもよいかもしれません。歯並びやあごの発達に影響が出る前に受診することをおすすめします。
先輩ママの指しゃぶり対策アイデア
寝るときなどは手袋をはめてみる
起きている間に手袋をはめると嫌がって取ってしまうこともあるので、眠たそうなときにはめて指しゃぶりを防ぐというママが多くいました。眠いときは指しゃぶりが多くなる時間ですので、手袋をはめて機嫌が悪くなってしまうことも考えられます。しかし、指しゃぶりができなくても泣き疲れていつかは寝るものなので、指しゃぶりを防止するためにはママの忍耐も少し必要です。
もう少し大きくなったら、可愛いばんそうこうを巻いて対策してもよいでしょう。
なめると苦いマニキュアを塗る
さらに、1歳ごろの子どもは味覚がまだ完全に発達していないため、苦みも感じにくく効果が十分に得られない場合があります。指しゃぶりを今すぐやめさせたいと考えるママは使ってみたいと思うかもしれませんが、使う時期はよく見極めた方がよいでしょう。
どんなにひどい指しゃぶりでも、苦いマニキュア効果で一発でやめられたという子どもも多いので「すぐにやめられる秘策」としてママの安心材料ににするとよいですね。
いつかはやめられると焦らず見守る
指しゃぶりをしていない子を見ると「なんでうちの子だけ?」と思ってしまいますが、そんなことはありません。多くの子どもが指しゃぶりをして、自然に卒業し成長しています。1歳ではまだまだ指しゃぶりが長く続いている範疇には入らないでしょう。
幸せそうに指をしゃぶっているならば大丈夫と考え「その指美味しいのかな?」とおおらかな気持ちで見守っていきましょう。
まとめ
無理やりやめさせようとして怒ったり、家中殺菌してまわったりすると、ママのストレスが子どもに影響して逆効果になることもあります。1歳の指しゃぶりは成長段階の一つだと考え、ゆっくりと見守るようにしましょう。