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ハイハイが運動神経に繋がる?運動能力がアップするハイハイのすべて

ハイハイが運動神経に繋がる?運動能力がアップするハイハイのすべて

子どもにハイハイを楽しんでもらうために

ハイハイしやすい環境を作る

子どもの成長を考えると、ハイハイをたくさんさせたいと考える人もいると思いますが、発達していないうちに練習させたり、無理矢理ハイハイさせたりすると逆効果になることがあります。

赤ちゃんに、動きたい気持ちが出てくれば、自然とハイハイに繋がっていきます。ただ、たくさんハイハイしてもらえるよう、赤ちゃんがハイハイしたいと思える環境を作っておくことが大切です。

<ハイハイしやすい環境作りのポイント>
1、赤ちゃんが思い切りハイハイできるスペースを確保し、こまめに掃除を行う
2、家具の角にクッションをつけたり、柵を作ったりするなど、部屋内の安全対策をする
3、誤飲してしまう恐れのある小さな物など、落ちていないかしっかり確認する

一緒に楽しくハイハイする

環境が整ったら、ハイハイをしていきましょう。「ハイハイが楽しい!」と感じたら、赤ちゃんも勝手にハイハイするようになります。大人も一緒になって楽しむことで、赤ちゃんも楽しいと感じ、前向きにやってくれます。

もし、ハイハイが苦手だったり、上手にできなかったりする場合、大人が四つん這いになってハイハイをしてお手本を見せてあげるといいです。早ければ生後7〜8カ月頃から、大人のマネをして簡単な動作ができるので、大人が楽しそうにハイハイをしている姿を見て、興味を持ってマネをしてくれますよ。

はじめは横に並んで、一緒に動くのがおすすめです。後追いをする時期であれば、ハイハイしながら「こっちにおいで」と声をかけてあげると楽しくなります。

焦らず子どものペースを守る

ハイハイをしてくれない、できないからといって、むやみに焦ったり、無理矢理なにかさせる必要はまったくありません。もしかしたら、ソファーやテーブルなどの家具でつかまり立ちがすぐできてしまう、室内に物が多くハイハイしにくいなどの原因があるかもしれません。

親としては、子どもの能力や成長について、周りの子と比べてしまったり、何かと心配になってしまったりしがちです。ですが、運動やハイハイに限らず、子どもの成長ペースに合わせて、気持ちや普段の様子を見ながら、その子の個性としてゆっくり見守っていけるといいですね。

ただ、何らかの病気が原因でハイハイができないケースもあるので、変だなと思ったら、一度健康診断等で相談してみると安心です。

まとめ

ハイハイなどの発達が早いと運動神経がいいといわれますが、実際、子どもの運動神経やその能力に、大きく影響が出ることはありません。運動能力は、環境によって変わるものであり、育てていくことができます。

そして、赤ちゃんの成長過程で通るハイハイなどの動きは、これから生きていく中で必要となる力の基礎に繋がります。子どもの発達を無理矢理促すことなく、子どものペースを見守りながら、その成長を楽しく見ていきましょう。
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