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早生まれの子の運動能力を知ろう!メリットや能力を伸ばすポイント

早生まれの子の運動能力を知ろう!メリットや能力を伸ばすポイント

早生まれの子どもはメリットもたくさん

たくさん可愛がってもらえる

幼稚園や保育園の集団生活に入るとき、早生まれの子のママは「周りの子についていけるかな?」と心配になってしまいますね。そんなときは園の先生たちに「早生まれなので心配です」と不安な気持ちを伝えておくと安心です。

先生方は色々な面でサポートをしてくれますし、みるみる成長していく様子を一緒に喜んでくれます。不安を事前に伝えておけば、ママの気持ちを汲んで子どもの様子をより詳細に伝えてくれるかもしれません。

また、子ども同士もサポートしあって生活します。時間がかかったりうまくいかなかったりしても、面倒見のよいお友だちが教えてくれたり、お手伝いをしてくれたりします。

お友だちに助けてもらって嬉しい気持ちを感じると、ほかの子にもやさしくできるようになりますよ。

同級生のお友だちをお手本にできる

「下の子は成長がはやい」とよく聞きます。これはお兄さんやお姉さんがいると、言葉や行動を真似して成長することができるからです。特に小さい子は真似をして色々なことを覚えていきますので、身近なところにお手本がいるのはよい環境といえます。

早生まれの子は、同級生やお友だちが少しだけお兄さんお姉さんということになりますので、お友だちをお手本にしてどんどん成長することができます。例えば作品を作るときも、周りの子が作っているものを真似してみたり、描いているものを同じように描いたりすることでぐんぐん成長していきます。

しばらくすれば、自分なりのアイデアややり方を模索してオリジナリティーあふれる作品ができるようになりますので、「真似ばかりしてダメ」と思わずに、ゆったりと見守ってみましょう。

早生まれに有利なスポーツがある

Jリーグやプロ野球選手に早生まれが少ないというデータがありましたが、逆に早生まれの人が活躍しているスポーツが、フィギュアスケートや競馬です。

フィギュアスケートの選手の誕生月を見てみると、織田信成さん(3/25)、高橋大輔さん(3/16生まれ)、宮原知子選手(3/26生まれ)、鈴木明子さん(3/28生まれ)は3月生まれです。また早生まれではないですが、羽生結弦選手(12/7生まれ)や宇野昌磨選手(12/20生まれ)、荒川静香さん(12/29生まれ)など、早生まれやそれに近い誕生日の人がたくさん活躍していますね。

また武豊騎手(3/15生まれ)など、競馬のジョッキーも早生まれが多いそうです。子どもの体格にもよりますが、早生まれに向いているスポーツがあるのかもしれませんね。

遊びを通して子どもの運動能力を伸ばそう

スキンシップもとれる「飛行機」

子どもの運動能力が気になるならば、「早生まれだからかしら」と気にするよりも、運動能力を伸ばす方法を考えましょう。運動能力は遺伝もありますが、それ以上に「幼児期に経験した動作や得た能力」が大きく関係します。ここからは遊びながら子どもの運動能力を伸ばす方法をお伝えします。

まず一つ目の遊びは「飛行機」です。ママは仰向けに寝転がり、足を上げた状態で子どもと手をつなぎます。ママの足の裏に子どものお腹をあてたら、手を引っ張りながら子どもを足で持ち上げましょう。

スキンシップをとりながら、バランス感覚や筋力を養うことができますよ。慣れてきたら左右に揺らしたり、手を離したりするとより高い効果が得られます。周りにクッションを置くなどの安全対策をしてから遊んでくださいね。

様々な動作が身につく「ボール遊び」

二つ目は「ボール遊び」です。ボールは赤ちゃん向けのおもちゃとしてもたくさん販売されているので、小さなころからボールで一緒に遊んでいるというママも多いかもしれませんね。そんな身近にあるボールですが、実は、年齢に合わせて色々な遊び方ができる上、様々な動作を習得できる優秀なものなのです。

例えば単純にボールを転がすだけでも、手や指のコントロール力が養われます。転がしたボールを追いかける遊びでは、反射神経や体力を養うことができます。

3歳ごろになると、ボールを投げたり受けたりすることもできるでしょう。ほかにも、蹴ったりバウンドさせたりと様々な動作を習得できます。ボーリングのように的を作り、ママと子どもで競い合うのも楽しいですよ。

ルールを変えて遊ぼう「鬼ごっこ」

最後におすすめしたいのが「鬼ごっこ」です。昔から親しまれている遊びですので、ママも遊んだ経験があるでしょう。

鬼ごっこは走り回るので、体力や持久力がつくのは想像できますね。しかしほかにも、相手の行動を考えて逃げたり追いかけたりするため、状況判断能力や反射神経が養われます。

シンプルな遊びですから様々なアレンジができるのも、鬼ごっこの魅力です。有名なものでいうと、たっちされた子がその場で動けなくなる「こおり鬼」や、高いところにいればタッチされない「たか鬼」などでしょうか。ルールを追加することで、運動の幅も広がりますよ。

また、決められたルールを守って遊ぶことは、社会性を育むことにもつながります。運動能力とは関係ありませんが、子どもがこれから多くの人と関わる中で必要なものですから、身につけておいて損はありませんよ。

まとめ

様々な研究やデータをみてきましたが、早生まれだからといって運動能力が低いわけではないことがわかりました。小さいころは、遅生まれの子と比べると発達がゆっくりなことも多いかもしれません。しかしそれは成長の度合いですから、その姿を見てあきらめたり残念に思わないようにしましょうね。

早生まれのよいところを利用しつつ、子どもそれぞれの個性や目標を大切にして、ママやパパにしかできないその子にあった前向きなサポートができるように心がけたいですね。
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