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2歳児健診の必要性。発達障害や言葉の不安、検査費用は?

2歳児健診の必要性。発達障害や言葉の不安、検査費用は?

1歳半や3歳児健診は地域で実施されますが、2歳児健診は任意ということもあり、あまり聞き慣れませんよね。成長の著しいこの時期、ほかの子と関わる機会が増えると、わが子の発達具合が気になることもあります。そこで子どもの状態を客観的に知り、安心して育てられるように2歳児健診の内容や費用などをご紹介します。

2歳児健診の気になる検査内容は?

言葉の発達や理解度を調べる

一般的に2歳から2歳半ころにかけては、語彙数が増え2語文を話し始め、会話ができるようになります。今まであまりしゃべれなかった子が、突然たくさんの言葉を話し始めることもあり、言葉の爆発期とも呼ばれています。

2歳児健診の言葉の検査では、2語文が話せるか、語彙数が増えているか、単語の意味が分かっているか、絵本の内容が理解できるかなどを調べます。子どもの発達には個人差があり、中にはしゃべれなくても明らかに意味を理解している子もいます。

けれど、まだ言葉が少ない場合、専門家である医師や保健師に見てもらうと、今後の子どもへの対応を相談できて安心です。舌やのど、唇の機能、聴覚や視覚、話そうとする意欲という、話すために必要な能力を総合的に診てくれるからです。

神経や筋力の運動機能の発達を調べる

2歳になると筋肉や関節の動きがスムーズになり、運動をコントロールする神経が発達するため、体のバランスをとるのも上手になります。2歳児健診では、手を使わずに階段を上り下りできる、ボールを蹴ることができる、両足でジャンプができる、マットでコロコロと転がることができるかなどを調べます。

この検査の内容は、子どもと遊ぶのにも使えます。親と一緒に転がってみたり、ジャンプしたり、ボール遊びをしてみましょう。2歳児にちょうどよい運動です。

また、一緒に歩くだけでも運動になります。子どもは好奇心のかたまりなので、途中で草花や虫を見つけて立ち止まったり、危ないことをしようとして、親は大変なこともありますが、危険や迷惑行為は注意しつつも、好奇心に付き合いましょう。

身体測定と生活についての相談

身長、体重、頭囲、胸囲を測ります。子どもが成長曲線から外れていると親は心配ですが、多少外れても、全体的なバランスが取れていれば問題ないこともあります。

また、日頃の生活についての相談は、前もって相談内容をメモしておくといいですね。この時期は、言葉の発達のほかに、かんしゃく、こだわり、多動など、発達障害のある子と同じような行動が見られることがあります。

気になることがあれば、どんなとき、どれくらいの頻度でかんしゃくを起すのか、こだわりや多動で困ったことなどを観察しておきましょう。そのほか、トイレトレーニングや食べ物の好き嫌いなどは、保健師に質問すると実践的なコツを教えてくれます。

健診以外でも、自治体の保健センターに育児相談の窓口があります。

2歳児健診を受ける必要性はあるの?

言葉が遅いと感じたら

発語を促すために、日頃から声かけを意識しましょう。食事のとき「〇〇ちゃん(子どもの名前)の好きなカレーだね」「ごはん、おいしいね」、散歩では「信号が赤だから止まろうね」「白い猫、かわいいね」などと状況や感情を言葉にしたり、「赤いシャツが着たいのね」「お友達が来てうれしいね」と子どもの気持ちを代弁するのもいいですね。

また、絵本の読み聞かせや、絵や文字の書いてある積み木などで遊ぶのも、言葉に触れるよい機会です。親が話しかけながら一緒に遊びましょう。

言葉が遅いと発達に問題があるのか心配になりますが、2歳で診断を確定するのは難しいことが多いようです。けれど早いうちに保健師や医師につながることは、少し育てにくい子の場合、子育ての指針になります。

コミュニケーションが苦手と感じたら

一人遊びばかりでほかの子と遊ばないと、親は少し心配になりますよね。そんなときは、同じ年ごろの子がいる公園や子育て支援センターに足を運んでみましょう。

子どもが、ほかの子に興味がありそうでも輪に入れないなら、最初は親が「一緒に遊んでね」と、声をかけて、親も一緒に遊び、仲間に入り方を示すのもいいですね。支援センターには保育士さんがいて、相談すると子どもを上手に誘ってくれることもあります。

また、一人遊びに熱中しているなら、無理にほかの子と遊ばせず、一人遊びで、積み木やお絵かきなどを十分すれば、得意な遊びを中心に友達ができることもあります。ただ、視線が合わない、ママを求めないなど、違和感や心配があれば3歳児健診まで待たず受診したほうがいいでしょう。

手がかからないと感じたら

発達障害の中の自閉症スペクトラムという障害は、対人関係が苦手で興味が限定され、こだわりが強いです。わが子が人と関わらず一人で延々と同じ遊びを続け、要求がほとんどないと、この障害の可能性を考えてしまうことがあります。

とはいえ、2歳ではまだ個性なのか障害なのか分かりにくい時期です。おかしいと思ったり不安があれば、2歳児健診や自治体の育児相談を受けてみましょう。

問題ないといわれることもあれば、診断がつかなくても、苦手や発達がゆっくりなところを効果的に教育する療育というプログラムを勧められることがあります。療育は、もし障害があっても早期に始めれば、障害を目立たなくすることもできますし、障害がなくても、子どもの発達に有効なのでマイナスにはなりません。
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