卒乳にはケアが必要?ケアの流れや対処法を知って悩みを軽減しよう
自分で?プロに任せる?状況別の卒乳ケア
お金をかけずにセルフケア
料金は健康保険の対象外のため、1回の受診で3,000円くらいが相場です。行きたくても赤ちゃんを連れて行ってもいいのかな?となかなか行く勇気が持てないママも多いようですので、自宅できちんとセルフケアできればそれにこしたことはありません。
母乳の分泌の仕組みなどの知識をしっかり持って、手順通りにケアすることができれば、セルフケアでもなんら問題はありません。もしうまくケアできない場合は母乳外来への受診も考えましょう。
痛みが強い時は母乳外来へ行こう
地域によっては母乳外来を備えた病院が少ないところもあるので、授乳中から病院の場所や受診可能な曜日など、チェックしておくとよいですね。近くに母乳外来がない場合は、市の子ども支援課などに問い合わせると、対応可能な個人の助産師さんを紹介してくれることもあります。
赤ちゃんを連れてママの病院に行くだけでも一苦労、と感じるかもしれませんが、母乳外来や助産院はママのための場所です。赤ちゃんを寝かせられる場所を用意してくれたり、スタッフの方がママの隣で赤ちゃんをあやしながらケアしてくれたりするところも多いので、安心してくださいね。
セルフケアでも不安な時は相談しよう
ですが、ちゃんと古い母乳が残らず排出できたか不安、プロにケアしてもらっていないと次の出産のときにちゃんと出るか心配、と思うなら母乳外来に相談してみましょう。
おっぱいのケアはもちろん、赤ちゃんのことや今後のフォローアップミルクの必要性など、わざわざ聞きに行くのは…と思うような心配ごとの相談にものってもらえます。ゆったりと横になって母乳ケアをしてもらっているととてもリラックスできますし、ケア中に相談にのってもらえれば、体も心もすっきりとした気持ちになれそうですね。
まとめ
卒乳後のケアをきちんとしておけば、ママの体にとってはもちろん、次のお子さんのためにもなるので、ぜひしっかりとケアしてあげて欲しいと思います。
ママと赤ちゃんがまさに一体だった授乳生活を終える区切りとなりますので、トラブルなくスッキリ笑顔で卒乳を迎えられると、気持ちよく次のステップに進むことができそうですね。