赤ちゃんの爪はどう切るの?爪の切り方やコツと嫌がるときの対処法
赤ちゃんが誕生してからママ、パパは毎日が初めてのことだらけです。その中でも赤ちゃんの爪を切るのは、実際にやってみると「赤ちゃんの手、小さすぎて怖い!」とドキドキしてしまいますよね。今回は小さく可愛い赤ちゃんのおてて、爪のお手入れを安全に行えるようご紹介をしていきます。
目次
- 赤ちゃんの爪切りはいつから始めればよい?
- 大人と赤ちゃんの爪の違い
- 赤ちゃんの爪切りはなぜ必要?
- 赤ちゃんの爪切りは生まれたときから始める
- いつどう切ればよい?爪の形や長さ
- 赤ちゃんの爪の切り方
- 爪切りの頻度と切るタイミング
- 足の爪切りの仕方や頻度
- 何に注意すればよい?切り方のコツ
- 爪を切るときの注意点
- 爪切りをスムーズにするためのポイント
- 動き回るときの対処法
- 爪切りはどんなものを使用すればよい?
- 赤ちゃん専用爪切りの種類
- 爪切りの選び方や選ぶときの注意点
- おすすめの赤ちゃん用爪切り
- 切りすぎて出血!嫌がって切りにくいときは
- 深爪して出血した場合の対処法
- 嫌がる場合の乗り切り方
- 爪を切りながら手の健康をチェック
- ママが注意したい爪切りタイム
- パパとママの手を清潔にしよう
- 爪切りを清潔に保つお手入れ
- 安全な姿勢で爪を切ろう
- まとめ
赤ちゃんの爪切りはいつから始めればよい?
大人と赤ちゃんの爪の違い
まずは大きさもですが、赤ちゃんの爪は大人のものより薄く、かなり柔らかいため、大人用の爪切りでは怪我をさせてしまうおそれがあるため使うことができません。そして新陳代謝が活発なため、伸びるスピードがとても速いです。「この間切ったばかりなのにもう伸びてる!?」ということは、これからよくあることになるかと思います。
この柔らかい小さな爪が徐々に身体とともに成長し、大きさ、硬さ、厚みが大人のものに近づいていくようになります。
赤ちゃんの爪切りはなぜ必要?
そして爪を伸びたままにしておくと爪の間にゴミや汚れが溜まってしまいます。その指を赤ちゃんが口にしてしまうのは不衛生です。それに伸びすぎた爪は衣服などに引っかかり欠けてしまう恐れもあります。
授乳など身近でお世話をするママが、引っ掻かれて痛い目にあうこともあります。抱っこしていたときに思い切り顔を引っ掻かれて、頬にみみずばれができたてしまった!というママもいました。
赤ちゃんの、そして周りの人の怪我を防ぐためにも、爪切りは必要になります。
赤ちゃんの爪切りは生まれたときから始める
爪切りを具体的にいつから始めればよいというような明確な決まりはありませんが、赤ちゃんの爪は生まれてすぐからすでに伸びていますので、赤ちゃん用の爪切りは出産前に早めに準備をしておくと慌てずに済むでしょう。
そして上記のとおり、代謝が活発で成長が早いので、伸びているかこまめにチェックができればよいですね。指先を見て爪の白い部分が伸びてきていたら早速カットするようにしましょう。
いつどう切ればよい?爪の形や長さ
赤ちゃんの爪の切り方
コツは何よりも少しずつ切っていくことです。赤ちゃんが暴れたり、自分が疲れたらいったん止めることも大切です。親指、または小指側からなど、やりやすい向きで順番に切っていきます。指それぞれ伸びる程度が違う場合もあるので、短い場合は飛ばしていきましょう。
手の爪は尖っていると顔を引っ掻いてしまったとき深く傷ついてしまうので、指から出ない長さで平坦に、両脇は角を落とすような形に整えましょう。あまり短くしてしまうと深爪となり痛いので、白い部分は少し残しておくようにしてくださいね。
爪切りの頻度と切るタイミング
タイミングとして一番ベストなのが、何よりお昼寝どきです。暴れる心配もなく、夜と違い部屋も明るいので作業がしやすいです。初めてで慣れないうちはぜひおすすめします。
そして次によいタイミングは授乳、ミルクを飲んでいるときです。ただ、赤ちゃんは大人の思いどおりにはいかない生き物です。あまりにも暴れて嫌がってしまったりということがあれば、決して無理にその日に切らなくても大丈夫です。「まあまた明日続きを切ろう」ぐらいの気持ちでOKです。
足の爪切りの仕方や頻度
これも手と同じように、一度に指10本全部の爪を切ろうとすることはありません。赤ちゃんが動いてしまうこともあるので、少しずつ回数を分けて切っていきましょう。
ちなみに大人でもやっているかと思いますが、足の爪はあまり短くしすぎてしまうと巻き爪となって指の肉に爪が食い込んでしまいます。とても痛いのである程度角を残して少しだけ長さがあるとよいでしょう。
耐久性もあり、巻き爪になりにくいスクエア型といわれる形を目指して切りましょう。
何に注意すればよい?切り方のコツ
爪を切るときの注意点
そしてカットは専用の赤ちゃん爪切を使用しましょう。大人の爪切は、爪の硬さと厚みがしっかりとしてくる1歳過ぎまでは控えましょう。
切り方は左右の角を落としてから真ん中を切ると、上手に丸くカットできます。切り終えた後にやすりをかけるのもおすすめです。
大人の爪はお風呂上がりに切るとよいとされていますが、赤ちゃんはやめた方がよいですよ。爪が柔らかくなり切りやすいかな…と思いきや、柔らかくなりすぎていつも以上に深く切れてしまい深爪させてしまうこともあります。
爪切りをスムーズにするためのポイント
それは絵本や動画を夢中で見ているときです。逆におもちゃは手を伸ばしたり体を動かしてしまったりと危ないので周りに置かないようにしましょう。そして何より一人でやろうとせず、ぜひパートナーであるパパの力も借りましょう!もちろん逆もしかりです。
たかが爪切などとは思わず、夫婦一緒に片方が赤ちゃんの気を引き、片方が爪を切る連係プレーも必要です。夫婦の共同作業として定着しそうですね。
そして切った後の爪ですが、あらかじめ小さなビニール袋を用意しそこに落としていくと片づけも楽になります。
動き回るときの対処法
また、これは子どもの髪をカットする美容師さんに教えていただいたのですが、こちらは大人とはいえ刃物を持ったままなので、赤ちゃんがとにかく暴れて嫌がるときは決して無理やり押さえつけないようにしましょう。
暴れていると大人も子どもも思わぬ怪我をしてしまうことがありますし、押さえつけられた赤ちゃんに嫌な記憶が残ると、次にカットをするときさらに大変になってしまいます。
ママは「今度切れば大丈夫」と軽い気持ちで構えていてくださいね。