就学前の子どもがいるママの為のWEBマガジン

就学前の子どもがいるママの為のWEBマガジン[teniteo]

 1歳児お昼寝はどのくらい必要?お昼寝をしないときの対策方法

1歳児お昼寝はどのくらい必要?お昼寝をしないときの対策方法

1歳児はまだお昼寝が必要ですが、成長とともにお昼寝の時間が短くなる、しなくなる子もいるでしょう。逆にお昼寝の時間が相変わらず長いままの子も。お昼寝の時間が短くても長くても気になるものですよね。1歳児に必要なお昼寝の目安やお昼寝をしないときの対策を紹介します。

お昼寝の回数や時間は成長と共に変わる?

寝る子は育つ!?お昼寝が必要な理由とは

「寝る子は育つ」という言葉があるように、寝ている間に成長ホルモンが分泌され、脳と体が成長します。成長ホルモンは昼夜の時間に関係なく、寝始めてから1~2時間後に分泌されるといわれています。

子どもは昼間の活動中に色々な刺激や情報を得て、考えます。しかし、未発達な子どもの脳にたくさんの情報が入ると脳が疲れてしまいます。お昼寝中に脳の中で情報が整理されて、記憶していきます。脳を働かせたら眠って休むことを繰り返していくうちに、子どもはいろいろなことを覚えていくとされています。

体を休ませ体力を回復するほかにも、集中力が増す・学習能力が向上する・生活リズムが整う・感情や情緒の安定などたくさんの効果が期待できます。

1歳児のお昼寝の目安は何回?何時間?

1歳を過ぎると、今まで1日2回お昼寝をしていた子も、徐々に1回になっていく子が増えてきます。

1歳前半頃は、1回のお昼寝の時間は1~2時間ほどと短くなりますが、まだまだ1日2回お昼寝をする子もいます。特に朝早く起きる子は午前中にもお昼寝する子が多いようです。

1歳半頃になると、ほとんどの子が歩き出し活動範囲が大きくなります。お外で活発に遊ぶ機会も増え、早い時間にお昼寝する子や、逆に色々な刺激を受け興奮してなかなか寝れないなど、生活リズムが変化する場合があります。

1歳も後半になると、体力もつき1~2時間ほどのお昼寝を1回、またはしないときもでてきます。また、自我が芽生える時期でもありますので、眠くてもお昼寝を拒否する子もいるようですよ。

回数と時間はその子の成長に合わせよう

3歳から4歳頃には約半数の子がお昼寝をしないという統計があります。それはあくまでも目安であって、4歳までにお昼寝をやめさせたりする必要はありません。

いくつになってもお昼寝をしたいときは、その子の体が休息を欲している証拠ですからさせてあげてくださいね。

お昼寝の必要性は夜の睡眠時間や1日の活動量によって違ってきます。幼児期は10時間ほどの睡眠時間が必要といわれています。もし、それより短いようならお昼寝でその分を補うために長めに寝る子もいるでしょう。

逆に、夜はぐっすり長めに眠り、活動的で体力のある子はお昼寝をあまりしないかもしれません。その子のタイプや成長に合わせ必要に応じてお昼寝をさせてあげましょう。

お昼寝をしない日があっても大丈夫?

お昼寝を必要としない子どもも出てくる

1歳児ですとお昼寝はするもの、した方がよいと思ってしまい、お昼寝をしないと心配になるママもいると思います。特に周りにお昼寝をたっぷりする子がいると「うちの子は大丈夫?」と思ってしまうこともあるでしょう。

大人でも短時間ぐっすり寝る方が調子がよい人もいますし、そうでない人もいます。必要な睡眠時間は人によって違いますよね。

子どもにも、たっぷりお昼寝をしたい子もいれば、お昼寝せずに元気に遊ぶ子など様々です。子どもならみんなお昼寝が必要なわけではないのです。

1歳を過ぎると活動的でよく食べる子は体力がどんどんついてきます。そのために、お昼寝をして疲れを取りリセットする必要がなく、夜寝る時間まで元気に過ごせる子どももいます。

お昼寝を必要としない子どもの目安は以下のようになります。

・夜の寝つきがよく、ぐっすり朝まで寝る

・発育に問題がない

・日中は機嫌よく遊ぶ

・目覚めがよく、食欲がある

日常生活に支障がなければ心配する必要はありませんが、気になるなら検診のときなどに相談してみましょう。

機嫌が良く、夜しっかり寝れていれば大丈夫

上でも書いたように、お昼寝をしなくても機嫌よく活動的に1日を過ごせていれば、お昼寝をさせることにこだわらなくても大丈夫です。

もし機嫌が悪くなったり、食欲がなかったりするときがあれば、リラックスする時間を設けたりして、様子を見ましょう。

少し休んでまた機嫌よく遊びだすようなら、お昼寝までは必要ないのかもしれません。

また、夜は夜泣きなどで目を覚ますことなくしっかりと寝て、朝すっきり元気に起きてこれているでしょうか。

自然に目を覚まし、起きた後にぼーっとしていたり、朝ご飯を食べたがらないなどということがなければ、夜の睡眠が足りている目安になります。

ただし、夜になかなか寝付けずグズグズしてしまう場合は、疲れすぎて眠いのに寝れないときがあります。

暑い中遊んだときや刺激をたくさん受けた日などは、子どもの様子を見てお昼寝が必要に感じたら、お昼寝しやすい環境を作ってみましょう。

睡眠を欲していればお昼寝をするでしょうし、お昼寝をしなければ早めに就寝させてあげると、翌日まで疲れを持ち越さずに済みますね。
26 件

関連記事

この記事のキーワード



人気のキーワード

  • テニ-とテーオ
  • teniteoBRAND