妊婦の飲み会参加はOK？お酒の席の上手な付き合い方を考えよう

2020,9,1 更新

妊娠中に飲み会に誘われたらどうする？

妊娠公表前なら別の理由で断ろう

妊娠を伝えるのが時期尚早な場合は別の理由で断りましょう。嘘は心苦しいですが、赤ちゃんを守るためといえます。

・【この後、だんなを車で迎えに行く予定がある】車の運転が必要な地域であれば使える理由ですね。

・【この前飲み過ぎで失敗し、だんなに禁酒しろと言われた】だんなさんや親など、大切なだれかに禁酒を言い渡されたと言えば、しつこく勧められないかもしれません。

・【健康診断の数値が高くて医者に止められている】相手に心配されることがありますが、お酒を勧める人はまずいないでしょう。

・【薬を飲んでいる】「頭痛で薬を飲んだ」でもよいですが、「歯医者の鎮痛剤を飲んだ」といえば体調を心配されにくく、「薬の服用中はアルコールを禁止された」と断りやすいですよ。

序盤だけや最初の1時間と決めて切り上げる

お世話になった方の送別会など最後まで参加したい飲み会でも、妊娠中は体調などで難しい場合もあります。そんなときは飲み会の序盤だけ、最初の1時間だけの参加にするのも一つの方法です。参加が難しいときは、個人的に贈り物をして感謝の気持ちを伝えることもできますよ。

妊娠を公表していない時期に最初だけの参加は周りが疑問を抱くかもしれません。体調を心配されるかもしれませんが「体調不良」というのが納得してもらいやすい理由です。

どうしても参加しなければならない大事な飲み会では、上司にだけは妊娠の報告をするとスムーズに最初だけの参加が認められたり、参加しなくてもよいことになったりしやすいですよ。仕事も大切ですが、お腹の赤ちゃんを第一に考えられるとよいですね。

当日ドタキャンは迷惑がかかるのでNG

妊娠中、飲み会の不参加を言い出しにくくて「参加」にしたものの、やはり体調が悪かったり心配だったりして欠席したくなることがあるかもしれません。しかし、当日いきなり欠席する「ドタキャン」は避けた方がよいですよ。

お店によってはキャンセル料がかかり、幹事さんが困る場合があります。キャンセル料がかからなくても、忙しい業務の間にお店に人数の変更の連絡をするのはひと手間かかりますよね。

どうしても参加できない事情ができてドタキャンせざるを得ないこともあります。しかし体調などの理由で不参加を決めたら、なるべく早く幹事さんに連絡しましょう。

「ドタキャン」でなくても数日前のキャンセルなら、キャンセル料の支払いについても幹事さんに聞くようにしましょう。

まとめ

妊娠中に飲み会を断るとき、周りが妊娠中だと知っていれば疑問に思われることは少ないでしょう。しかし妊娠を伝えていないときは誤解を避けるために、「薬を飲んでいる」などの理由をつけて断る場面が出てくるかもしれませんね。

妊婦さんは体調が許す範囲で楽しく過ごせる飲み会ならば息抜きになりますが、つらいと感じる飲み会は体に負担が大きいかもしれません。医師とも相談して無理のない範囲で参加しましょうね。

人間関係も気になりますが、妊娠中はお腹の赤ちゃんを第一に考えて飲み会の参加を決められるとよいですね。