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仕事中もつわりがひどくうつ状態に。先輩ママも経験した妊娠うつとは

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辛いと感じたら我慢しないで早めの受診を

つわりはストレスが原因の心身症とも

つわりの症状には個人差があり、そのときの環境や状況によってつわりの重さが変わることがあります。つわりの重さには、ホルモン変化やストレスによる自律神経の乱れが関係し、その影響がつわりの症状と重なって表れている「心身症」ともいえると考えることができるそうです。

心身症とはストレスなどを原因とする「身体」の病気であり、つわりに対してよくいわれる「こころの持ちよう」などとは一線を画すものです。こころの持ちようは、つわりの症状の強弱に関わる一つの要因ですが、そのこころでさえも左右するのがストレスであることがポイントです。

妊婦さんが我慢したり、休息することに罪悪感を抱いたりすることは身体にとってもこころにとってもよい影響はありません。

「うつ」かもしれないと思ったら病院へ

産後うつの兆候があっても、自分ではなかなか気が付かないものです。毎日が辛すぎて病院に行くという選択が思いつかないかもしれません。

それでも、なにかのきっかけで自分が「うつ」であるかもしれないと感じたら迷わず病院へ行きましょう。パパや周りの声を素直に聞いて受診したことで、気持ちが楽になったママも多くいます。

病院で妊娠うつだと診断されなくてもそれはそれでよいのです。辛いという現実は事実なのですから、その気持ちを吐き出すだけでも意義があります。

妊娠うつだと診断された場合は、適切な治療を受けて回復を目指しましょう。漠然とした不安の原因が「妊娠うつ」であると断言されるだけでも、随分こころが軽くなりますよ。

妊婦ママさんは十分に頑張っています

妊娠したらいつも幸せで、楽しく過ごさなければいけないのでしょうか。現実は、つわりで辛く、思うように動けず、身体は重くてなにもしていなくても疲れます。

周りからみればダラダラしているような妊婦ママの日常も、お腹の中で人を1人、一から作り上げていると考えれば奇跡のような毎日なのではないでしょうか。「なにもしていない」などといったら語弊がありますね。

ママ自身には頑張っている実感がなくても、身体の中では赤ちゃんのためにママの細胞一つ一つ、血液一滴一滴が絶え間なく働き続けています。まさに身を削って赤ちゃんを育てているのです。

妊婦ママが卑屈になったり、思うように動けないことに申し訳なく思う必要はありません。

まとめ

つわりは改善策も解決策もいまだみつからない未知の現象です。赤ちゃんがきちんと育っている証拠などともいわれますが、ママとしてはそれどころではない現実もありますね。

ママはひたすら耐えるしかありませんが、終わりは必ず来ますので少しでも前向きな気持ちになれるように工夫しましょう。パパや両親に甘えることもときには必要です。

妊娠うつになったとしても、きちんと治療すれば治せるものです。決してこころが弱いからなるというものではありませんので、自分を責めないでくださいね。
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