10年ぶりの出産は初産と同じ?高齢出産と案ずるより産むがやすし
10年前とは違ういろいろな制度やグッズ
出産関連の給付制度と予防接種の定期接種
出産一時金や子ども手当、乳幼児医療証など、今までなかったものやあったけれど細かな内容や金額が違ってきているものがあります。住んでいる地域によっても違いますので、詳しくは居住地のある市区町村役場に問い合わせましょう。
また、予防接種にも大きな変化があります。ヒブワクチンや小児用肺炎球菌などは10年前の予防接種にはなかった項目です。母子手帳や各健診でも案内がありますので、事前にしっかりスケジュールを組んで、忘れずに予防接種を受けるようにしましょう。
紙おむつのコストパフォーマンスがすごい
10年前と紙おむつの値段はあまり変わりがありませんが、その質はかなり向上しています。まず特筆すべきは吸収力の違いです。
10年前の紙おむつもおしっこをしっかり吸収しますが、現在の紙おむつはそれだけでなく吸収スピードが大幅アップ。おしっこが赤ちゃんの肌に触れる時間が短くなるので、おむつかぶれの心配が減ります。
また、通気性も格段に上がっているので、肌の負担になる蒸れも防止します。もちろん、現在もよりよい紙おむつの開発は続いていますので、さらに10年後の育児も変わってくるはずです。
ベビーグッズのバリエーションが豊富
例えば、抱っこひもは海外から「エルゴ」が参入。腰で支えて肩の負担を減らす作りで一躍有名になり、街で見かける抱っこひもの半分以上がエルゴになったほどです。
首がすわった赤ちゃんが座れる「バンボ」や吸盤がついて転倒を防止するベビー食器、げっぷを減らして吐き戻しを避ける哺乳瓶など、最新の技術とアイデアが詰まったアイテムがいっぱいです。
軽くてコンパクトなベビーカーや、豊富なバリエーションで目移りしそうな離乳食もあるので、ぜひ活用してみましょう。
まとめ
上の子も大きくなり、たくましくなっているので10年ぶりの出産にも勇気が湧くのではないでしょうか。ママもパパも子育ての歴史があるので、自信を持って出産に挑むことができますね。
ただ、10年前とは子育ての常識も違ってきていますので、もう一度初心に戻ることも大事です。以前の子育ての経験を活かしながらも、最新の育児法を上手に取り入れるようにしましょう。