土日の出産にはどんなメリットが?医療費の違いもチェックしよう
予定帝王切開ではなく、自然分娩を予定している場合に「実際の出産がいつになるのか」という確実なことは誰にもわかりません。とはいえ、出産が土日や夜間になるとかかる医療費が違ってくるのであらかじめ心得ておきましょう。ここでは、土日の出産におけるメリットやデメリットについても解説していきます。
土日や夜間に出産すると医療費は高くなる?
土曜日の8時前と正午以降は時間外加算
病院の医療費計算は、基本的には平日8時から18時まで、土曜日であれば8時から正午までが加算のない通常料金です。ただし、平日には3時間程お昼休憩のある病院も多く、その時間内での受診には時間外加算がされます。
土曜日も同様、8時前や正午以降の受診では時間外加算がされますので少し割高にはなります。急を要する場合には時間など気にしてはいられませんが、まだまだ余裕があるなと感じる場合には時間の調節をしてみてもよいかもしれませんね。
ただし、受診の判断は病院に尋ねてくださいね。
日曜日、祝日、年末年始は休日加算
ただ、休日加算で一つ注意したいのが休日での出産でも時間帯が22時から6時までの時間内である場合、休日加算でなく深夜加算が算定されます。
休日加算と名前だけ聞くとどれほどの料金が加算されるのかとハラハラしてしまうかもしれませんが、出産費用が倍になったり、十万単位の追加請求があるわけではありません。病院によっても多少は異なりますが、だいたい数万円の追加でおさまるはずなので、莫大な請求がきて困ってしまったということはまずありませんので安心してくださいね。
22時から6時までは深夜加算
深夜加算もほかの加算と同様、どの程度加算料金がされるのか気になるママが多いとは思いますが、こちらも休日加算と同じ程度、数万円の追加料金だと思っていてよいでしょう。
あくまで噂ではありますが、出産は夜に多いといいますよね。平日の診療時間内に出産のタイミングが合えば万々歳ですが、深夜になる可能性も十分にあると考えておけば医療費工面についての心配も多少は減るのではないでしょうか。
病院でだいたいの出産費用を教えてもらうこともできますので事前に確認してみてくださいね。
土日に出産をすることのメリット
パパが休みだとママも安心して出産できる
先輩ママからあれこれ出産話を聞いていれば不安はどんどん増すばかりですし、1人で挑むとなるとさらに恐怖感が増します。土日に出産する場合、パパが近くにいてくれる可能性が増えますね。
近くに誰かがいてくれるということは気持ち的にとても余裕ができます。万が一、緊急事態が起きたとしてもすぐに病院へ連絡してくれたり、すぐに向かうことできます。
病院に到着してからも分娩室に移動するまでは看護師がつきっきりではないのでそこにパパがいてくれるというのはとても心強いですよ。
平日だと仕事を休みづらいパパが多い
予定帝王切開であれば、この日が出産日になるだろうとほぼ確実な予測ができます。その日に合わせて有休をとったり、シフトの調整をすればママの出産に付き添うことができますよね。
しかし、普通分娩の場合には陣痛がきてから長時間になることが高く出産直前になったと思ってもそこから日をまたいでしまうという可能性もあります。出産への理解がとても高い職場であれば数日お休みをとることもできるかもしれませんが、仕事量やスタッフの数の兼ね合いなどで難しい場合が多いようです。
立会い出産をしやすい
平日ですと、仕事中に出産間近と連絡がきてから病院に向かう可能性が高くなりますよね。仕事をすぐに切り上げて向かえればよいのですが、キリのいいところまで済ませてから向かうとなると到着したときには赤ちゃんがすでに産まれた後だったということもあります。
土日の出産ですと、陣痛が始まった時点からママのそばについてあげることができますし、ママが病院へ移動してパパが自宅待機であったとしても連絡が入り次第すぐに駆けつけることもできますよね。
立会い出産は一生の思い出になりますのでぜひ参加してみてくださいね。