マタニティスポーツをはじめよう!メリットや種類とスポーツウェア
マタニティ用スポーツウェアの選び方
体形の変化に対応でき伸縮性のあるボトムス
妊娠中は週数が進むにつれてお腹がどんどん大きくなっていきます。お腹だけでなく、胸やおしりなども通常よりもサイズアップする人も多いですね。スポーツウェアを選ぶ際は、そういった体形の変化に対応できる、伸縮性のあるボトムスを選ぶ必要があるでしょう。
ジャージー系の生地なら、最適です。「ジャージー」とは生地の織り方の種類のこと。伸縮性があって柔らかく、着心地がよいのが特徴です。特にウエストやヒップ周りの伸びやサイズ感を、試着してよく確かめてから選ぶようにしましょう。
産前から産後まで長く使えるトップスを選ぶ
授乳服を着る期間は限られているので、マタニティウェアと兼ねていれば長く着ることができてよいですね。素材は吸湿性や吸水性がよく、速乾性のあるものがおすすめです。
「テンセル」や「レーヨン」といった柔らかい化繊が使われているものや、「ポリウレタン」などのストレッチ素材が含まれているものが、伸縮性があって着心地がよいでしょう。また、産後、赤ちゃんに触れてもよいように、引っかかるような装飾がついていないタイプがおすすめです。
サイズが合えばTシャツはパパに借りても
そこで、パパのTシャツのサイズが合えば、借りてしまうというのもおすすめです。ママのサイズとパパのサイズのバランスにもよりますが、パパが普段LやLLサイズなら、臨月になっても着ることができるかもしれませんね。
レディースのLサイズだと、大きなお腹に丈をとられて、着丈が短くなってしまうのですが、メンズサイズはもともと着丈が長いので、お腹が出なくて安心です。実際、マタニティスポーツのクラスでも、多くのママがパパのTシャツを着ているようです。
妊娠中の運動で気をつけることとポイント
妊娠中は避けたいスポーツもある
また、筋トレなどの無酸素運動は一時的ですが血圧が上がる恐れがあるので妊婦さんには向きません。有酸素運動を行う場合でも、心拍数が上がりすぎるとママにも赤ちゃんにも負担になるので、妊娠中にも安心といわれるスポーツであっても息が上がらないくらいの動きにとどめるようにしましょう。
まずはママの体調を一番に考慮して気持ちよい運動を取り入れてくださいね。
運動好きのママも無理をしない
しかし、プロは体を全面的にサポートし、的確なアドバイスをしてくれる専門家たちの力を借りることができます。それでも「トレーニングを再開するときにもっと気をつけておけばよかった」と後悔するアスリートもいるのです。
運動のプロではないママの場合は自分の力を過信せず、体をお休みさせる勇気も必要です。
スポーツを産後も続けられる習慣にしよう
妊娠中から体を動かす習慣がしっかり身についたママは、産後もスポーツをすることが苦にならないのではないでしょうか。もちろん、産後すぐの無理は禁物なので、ゆっくり体が回復してから再開する必要があります。
そのとき「早く体を動かしたいなぁ」と思えれば、こんなに素晴らしいことはありません。妊娠中制限があった動きも、産後は徐々に難しいことにチャレンジできるようになります。
そこにスポーツの楽しみがあるので、ぜひ妊娠中から続けられるスポーツ、産後やってみたいスポーツをみつけましょう。
まとめ
ただし、無理は禁物です。妊婦健診で、ママと赤ちゃんの健康状態をチェックし、医師の指示のもと適度な運動を心がけるようにしてください。マタニティスポーツで健康な心と身体を作り、安産で元気な赤ちゃんを出産できることを祈っています。