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マタニティスポーツをはじめよう!メリットや種類とスポーツウェア

マタニティスポーツをはじめよう!メリットや種類とスポーツウェア

妊娠中でも、赤ちゃんとママの健康のために、適度な運動をすることは推奨されています。出産に備えて体力をつけたり、体重管理をしたり、マタニティスポーツをすることのメリットはたくさんあります。そこで今回は、妊娠中でもできるスポーツの種類や、ウェアの選び方を紹介していきます。

マタニティスポーツのメリットやはじめる時期

適度な運動で安産のための筋力を鍛えられる

妊娠したからといって、まったく運動しない生活が続くと、筋力が低下して出産に必要な筋肉までも衰えてしまいます。もちろんはじめる時期や程度などは医師の確認が必要ですが、適度な運動は安産のためにもした方がよいでしょう。

出産の所要時間に個人差はありますが、場合によっては何十時間もかかってしまうことも。また、赤ちゃんを産み出すための筋力も必要ですが、長い陣痛に耐える持久力も必要になります。

ある先輩ママの話では、出産翌日、全身が筋肉痛になっていることに気づいたといいます。それだけ身体全体の筋肉を使っていたということですね。さらに、産後も3時間おきの授乳やおむつ替えなど、育児は体力勝負。妊娠中からしっかりと体力をつけておきたいですね。

妊娠中のストレス解消と身体の不調改善に

妊娠すると、重たいお腹を抱えて動くことになるので、つい運動不足になりがちですね。思うように動けないことが、ストレスになってしまう妊婦さんもいるでしょう。

マタニティスポーツなら、妊娠中の身体にできるだけ負担のない動きが中心になっているので、普段運動が苦手な人でも安心です。また、ほかにも妊婦さんがたくさん参加しているので、同じような悩みや不安を抱える者同士、話ができるのもストレス解消になるでしょう。

さらに、身体を動かすことで血行がよくなり、便秘や冷え、腰痛やむくみなど体調の改善にも効果が期待できます。妊娠中は体重管理も大切ですね。適度な運動で体重増加を抑え、妊娠高血圧症や妊娠糖尿病予防にもつながるでしょう。

安定期をすぎたら体調と相談してはじめよう

妊娠初期は、つわりがあって運動どころではない、という妊婦さんも多いと思います。つわりの症状が軽くても、一般的に妊娠初期である15週ごろまでは安静に過ごした方がよいとされています。15週をすぎたら、健診の際、医師にどの程度運動してもよいか、相談してみましょう。

運動の許可が出ても、いきなりハードな動きをするのは心配です。ウォーキングやストレッチなどで、徐々に身体を慣らしていきましょう。また、ウエスト回りを強くひねったり、お腹を伸ばしたり、圧迫したりするような動きも避けた方がよいですね。

妊娠中は体調が変化しやすいものです。気分がすぐれない、お腹が張るなどの症状がある場合は、すぐに運動を中断して安静にしましょう。

楽しく身体によいマタニティスポーツの種類

内側の筋肉を鍛えるヨガやピラティス

マタニティスポーツで人気が高いのは、「ヨガ」や「ピラティス」といった、身体の内側の筋肉を鍛える運動です。妊娠前からはじめていたというママも多いのではないでしょうか。

マタニティヨガでは、赤ちゃんに負担をかけないようなポーズ中心に、ゆったりとした呼吸法を学んでいきます。ヨガは自宅で気軽にできるのも人気の理由ですね。リラックス効果も高く、マタニティヨガをきっかけに、産後もヨガを継続するママも多いようです。

マタニティピラティスは、ヨガよりももう少し筋肉を鍛えることに重点を置いたスポーツ。特に「インナーマッスル」と呼ばれる身体の内側にある筋肉を鍛えて、出産に備えます。インナーマッスルは産後の体型の戻りにも関係しているので、ぜひ鍛えておきたいですね。

人気のスイミングやマタニティビクス

スイミングは水中の浮力を利用しながらする運動で、身体への負担が少なく、妊婦さんでもはじめやすいスポーツです。マタニティスイミングでは、しっかり泳ぐというよりは、ウォーキングしたり、水中に浮いてみたりといった動きが多いので、まったく泳げないという人でも安心です。

マタニティビクスは、産院主催でおこなわれているクラスも多いですね。エアロビクスの動きで、妊娠・出産に必要な筋肉を鍛えていきます。音楽に合わせて軽快に身体を動かすので、ストレス解消になりますよ。しっかりと運動したい人におすすめです。

スイミングもビクスも、運動前には助産師や看護師のメディカルチェックが入るクラスが多いので、安心して参加することができるでしょう。

楽しく踊って安産に!フラやベリーダンス

ウエスト回りのシェイプアップとして人気の「フラダンス」や「ベリーダンス」。実は妊婦さんにもおすすめのスポーツなのはご存知でしたか?マタニティ向けのクラスなら、テレビなどで見かけるような激しい動きではなく、身体への負担を考えて、ゆったりとしたリズムで踊ります。

マタニティフラダンスは腰を落とした状態でゆっくりと踊るため、下半身が刺激され、骨盤周りの筋肉も鍛えられます。衣装がかわいいので気持ちも上がりますね。産後、子どもと一緒に教室に通うのも楽しそうです。

マタニティベリーダンスは腹筋が鍛えられるのと同時に、正しい姿勢をとることで、腰痛軽減にも効果があるといいます。ウエスト回りを意識した運動で、産後も続ければ「美しいくびれ」が手に入るかもしれませんね。

【先輩ママに聞きました】妊娠中にどのようなスポーツを行いましたか?

マタニティスポーツには色々な種類があって、なにをしたらよいのか迷ってしまいますよね。そこで、先輩ママたちがどんなスポーツをしていたのかを聞きました。※テニテオ調査(n=100)

「スポーツはやらなかった」と回答したママの体験談

  • 妊娠中も、産前産後休業の前まで正社員としてフルタイムで仕事をしていたので、スポーツをする余裕と時間がありませんでした。
  • 切迫早産で、動くとお腹の張りを感じたため、基本的にあまり激しく動かないようにしていました。もし、切迫早産でなければ、ウォーキングをやってみたかったです。理由は季節の変化を感じながら楽しめそうだからです。

「ウォーキング」と回答したママの体験談

  • 安産によいと聞いたので、1日1万歩を目標にウォーキングしていました。その甲斐あってか、3時間弱のスーパー安産だったのでよかったです。
  • 妊娠中家にこもりがちでしたが、外の空気を吸う事で気分転換できるし筋力維持にもつながる。 大変だったことは臨月にもなると、ふいに尿漏れもあるので、外出先でいつもひやひやしていた。尿パットは必須です!あとスマホと母子手帳は手放さないことです。

「ヨガ」と回答したママの体験談

  • 私はヨガをしていました。ヨガの動きで特に大変だったことはありません。ヨガをやっていてよかったことは、分娩の際の呼吸法が上手にできたということです。また妊娠中はヨガをしているときは非常にリラックスでき、無の状態になることができました。また静かな環境の中でお腹の赤ちゃんとゆったりした時間を持てたことはよかったです。
  • マタニティヨガをすることで心身ともに非常にリラックスできて不安が消えました。一緒にヨガをしている妊婦さんがいてお互いに話ができてよかったです。

■編集部コメント

約半数のママがスポーツをしなかったという驚きの結果が出ました。働いているママは時間がなかったり、切迫早産で運動が禁止されていたりなど、色々な事情があるようです。

スポーツをしていたママには手軽にできるウォーキングや出産の呼吸法にも役立つヨガが人気の模様。無理のない範囲で運動をして、気分転換や運動不足解消をしてくださいね。

次のコーナーでは、スポーツをするときのウエアの選び方を紹介します。
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