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妊婦は牛乳を飲んでも平気?知っておきたい牛乳の種類と栄養について

妊婦は牛乳を飲んでも平気?知っておきたい牛乳の種類と栄養について

妊娠中に知っておきたい牛乳や栄養のこと

妊娠中の牛乳と赤ちゃんのアレルギーの関係

牛乳はアレルギーを起こしやすい食品の一つです。様々な加工品に使われることが多いため、牛乳アレルギーになると食べるものが大きく制限されてしまいます。

赤ちゃんにアレルギーが発症しないように、妊娠中にアレルゲンになりそうな食品を口にしないママもいるようですね。生まれてくる赤ちゃんのためを思うママの優しさを感じます。

ただ、平成19年に厚労省が発表した「授乳・離乳の支援ガイド」によると、どうやら妊娠中に食べた食品と生まれてくる赤ちゃんのアレルギー発症率に関係がないことがわかっています。

自己判断でアレルゲンとなる食品を避けていると、かえって栄養バランスが悪くなる可能性があります。適量をおいしくいただいてくださいね。

市販の乳製品は糖分が多いので注意を

飲みやすい方法で牛乳や乳製品を摂取しようと考えて、口当たりのよい市販の乳製品を利用するママがいるかもしれませんね。例えば市販の乳飲料。ミルクたっぷりのココアやイチゴミルクなど、甘くて飲みやすいドリンクがたくさん販売されています。

ただ、こうした市販の乳製品の多くには、砂糖などの糖分がたくさん入っています。乳飲料だけでなく、加糖のヨーグルト、アイスクリームなど、口当たりがよくてついつい食べ過ぎてしまう乳製品は、甘酸っぱくておいしいですよね。

砂糖などの糖分を摂りすぎると、虫歯の原因になったり妊娠糖尿病を引き起こしたりする可能性があります。甘い飲み物や食べ物は乳製品だけでなく、お菓子なども含めて食べすぎに注意してくださいね。

牛乳以外にも積極的に摂ってほしいもの

妊娠中に積極的に摂りたい食品は牛乳だけではありません。手軽にタンパク質やビタミンB12が摂れる卵や、ビタミンや水溶性食物繊維が多い果物、また鉄分を多く含む赤身の肉やほうれん草など様々です。

ただ、どんな食品もそればかり摂取していると栄養が偏ってしまいます。大切なのはこれらの食品をバランスよく食べることです。

バランスよく食べるには炭水化物、タンパク質、野菜類(キノコや海藻)を毎食摂れるとよいですね。炭水化物はごはん、パン、麺など、タンパク質は肉、魚、卵、大豆製品などです。

パンや麺だけで食事を済ませていると、タンパク質やビタミン、ミネラル、繊維が不足しがちです。よいといわれる食品を中心に、バランスを意識して食べてくださいね。

まとめ

牛乳はカルシウム源として手軽な飲み物です。妊娠中のママにとって大切な栄養素なので、積極的に摂ってください。

一方、つわりなどの影響で牛乳を飲むのが難しくなるママもいます。そんなときは乳製品や大豆、大豆製品でもカルシウムをしっかり摂取することができるので、活用してください。

牛乳アレルギーを心配するママもいるようですが、妊娠中のママが牛乳を飲むことと赤ちゃんのアレルギーに関係はないようです。栄養たっぷりな牛乳を、適正量を守って安心して飲んでくださいね。
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