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妊娠中の飛行機は大丈夫?覚えておきたいポイントやリスクを紹介

妊娠中の飛行機は大丈夫?覚えておきたいポイントやリスクを紹介

安定期以外に飛行機に乗るのは危険?

搭乗制限にもあるように、出産予定日から28日以内になると妊婦と赤ちゃんの安全のためにフライトは基本的に控えることが望ましいとされています。では、安定期以外のフライトは危険なのかといえば、そういうわけではありません。

飛行機にかかわらず、妊婦は普通の人よりもリスクが高くなるということさえ覚えておけば、自分がいま飛行機に乗るべきかそうでないかが判断できるはずです。妊娠初期であっても、後期にさしかかっていても、問題なくフライトできる人もいれば、全妊娠期間を通して飛行機には乗らない方がいい人もいます。

いままで、なんの問題もなく妊娠が経過していても、ある日突然、切迫流産や妊娠中毒症になる可能性が誰にでもあります。それが万が一空の上であったら、陸の上、街の中よりもリスクが高いということです。

また、妊娠中は普段よりも気持ちがナイーブになりがち。赤ちゃんのことを心配するあまり、体調不良やつわりが再開することもないとは限りません。

よほど飛行機に慣れている人以外は、妊娠中のフライトは避けてもいいかもしれませんね。

飛行機に乗るときに覚えておきたいポイント

妊娠中に飛行機に乗るときのリスク

妊娠中に飛行機に乗ることで高まるリスクについてまとめておきましょう。

まず、妊娠初期は切迫流産などに注意したい時期。ちょっとしたことで出血しやすい時期でもあり、つわりや体調不良などが多いので日常生活でも注意が必要です。

安定期は一番フライトに適した時期といわれていますが、その安心感がネックになることもあります。エコノミークラス症候群や、むくみ対策をしっかりして、より安全なフライトになるよう心がけましょう。

妊娠後期はお腹が大きくなってきて、後期つわりや早産などにも気をつけたい時期です。里帰り出産などを計画している場合は、搭乗制限もありますので少なくとも32週までには帰れるように計画を立てましょう。

飛行機に乗るときに持っておくとよいもの

飛行機の機内はせまいので、持ち込む荷物も最小限にしたいものです。妊娠中はなにかと心配になっていろいろ持ち込みたくなりますが、あると助かるものを厳選しておきましょう。

まず、いざというときのために母子手帳、健康保険証は必ず手元に置いておきましょう。気分が悪くなったときのためのエチケット袋やウェットティッシュなども多めにあると安心です。

機内は乾燥するのでマスクを持っておくと、潤い保持と機内食のときのニオイ対策にもなります。おりものが多くなることも考えてナプキンも携帯しておきましょう。

お腹が張りやすいという人は医師からあらかじめ処方してもらった張り止めも忘れずに。病院の連絡先や担当医の電話番号などもメモしておくと安心です。

妊娠中に受けられる航空会社のサービス

妊娠中であることをあらかじめ航空会社に伝えておくことで受けられるサービスがありますので、ぜひ利用してみましょう。

まず、妊婦さんや小さな子ども連れの場合は優先的に機内に案内してもらえる場合がほとんどです。搭乗口で呼びかけがありますので、一足先に機内に入ることができます。

機内では、添乗員が荷物の収納などを手伝ってくれることもありますので、席に着いたら近くの添乗員に妊娠中であることを伝えておきましょう。満席でなければ、チェックインの際も周りが空席の座席を用意してくれることがあります。

ほかにも、空港内での電動カートの利用や、マタニティマークをもらえるなどのサービスがある航空会社もありますよ。

まとめ

妊娠中の空の旅はいつもよりも慎重に、本当に今必要なのかをもう一度考えるようにしましょう。里帰りなどやむを得ない理由がある場合も、余裕を持ったスケジュールを立ててください。

飛行機に乗ることがお腹の赤ちゃんによくないということでは決してありませんので、正しい知識を持って冷静に判断することも大事です。ただ、ほかの環境よりもリスクが高いことは事実なので、お腹の赤ちゃんのためだけでなく、自分の身体のためにも無理は禁物。

体調を最優先にして、搭乗するしないを決めるようにしてくださいね。
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