【宮城】こけし工人が教えてくれる絵付け体験!「岩下こけし資料館」
体験時間の目安は30分
黒、赤、緑の3色を使う伝統的なこけしの絵付けと同じ染料を使って、白木に描いていきます。いきなり筆を入れるのを躊躇してしまう場合は、絵付け順序が記入してあるシートの余白に練習してみましょう。
染料を付けたら筆先をしっかりと皿で払い描くのがポイントです。また描くときは、顔から順に描くようにしましょう。胴体から描いてしまうと頭を描くときに胴体が乾いていないため、手に染料が付いたりするので大変です。子どもと一緒の場合は、服につかない様に注意をしてあげてください。
子どもはベタっと一色で塗ったりすることもありますが、このときにどのような感性でこけしの絵付けをするのか、楽しみなポイントになります。また、その際にはこけしの背や底の部分に名前や日付を記入し記念として作るのもオススメです。
絵付け時間に個人差はありますが、未就学の子どもの場合、15〜30分あれば描きあげてしまいます。
完成したものは、最後に工人さんが最後ロウで綺麗に仕上げをしてくれ、当日に持ち帰ることができます。また、絵付け体験をした方には、かわいいミニこけしのプレゼントも!
楽しく描いて持っていくのを忘れてしまった、個性豊かなこけしの作品たちが店内に並んでいます。
伝統から雑貨まで種類豊富な品揃え
世界で1本だけの手作り作品
一つひとつ手作りで作られた、鳴子こけし工人の伝統こけしを中心にしたおみやげコーナー。かわいらしい創作こけしやこけし雑貨のほかにも、こま、けん玉などの玩具が並んでいます。
こけし関連商品の種類も豊富に揃っており、コンパクトサイズで飾りやすい創作こけしやこけしのキーホルダーは、おみやげにオススメです。使いやすく実用性のある、こけしをモチーフにしたメモ帳やタオルといった雑貨も鳴子に行った記念にぴったり。
ホームページからの購入することもできるので気になる方はこちらもチェックしてみてください。
こけしは元々、木地師と呼ばれるお椀やお盆などを作る職人さんが子どもの遊び道具として与えたのが始まりということもあって、店頭では木製のプレートやお椀なども購入することができます。
口当たりの良い木のスプーンやプレートは、子ども連れの方に人気の商品です。
道中にはオススメのスポットがいっぱい
東北自動車道「古川インターチェンジ」から約30分、岩下こけし資料館へ向かう道中には寄り道をしたくなる施設が多数あります。バイキングや新鮮な農産物の直売所など平日でも多くの人が訪れる人気の「あ・ら・伊達な道の駅」や、五感を刺激する不思議な美術館「感覚ミュージアム」などもあり、家族で楽しめる場所も色々とあるので是非、遊びに行ってみてください。