【東京・吉祥寺】ワクワクが止まらない絵本屋さん「MAIN TENT」
ここは絵本の世界の入り口?と思うような幻想的でキラキラと輝く店内。吉祥寺の路地裏には、夢のような絵本屋さんがありました。入った瞬間に別世界に来たかのようなワクワク感、子どもはもちろん大人も興奮を隠せません。 こんなステキなお店を営む謎の商人フランソワ・バチスト氏に 「MAIN TENT」の物語を聞かせていただきました!
物語は吉祥寺から始まります
路地裏に佇むユニークな絵本屋さん
入り口にはライオネル&リッチーという2匹の看板ライオンが!かわいすぎて玄関先からハートを掴まれてしまいました。これなら初めて来ても迷わず見つけられますね。
店主は多彩なマルチ・アーティスト
玄関先のライオンに「ライオネル・リッチー」というアーティストの名前をつけたりする発想のユニークさにも、音楽愛好家の一面が垣間見られます。お洒落でファンタジックな雰囲気が漂う店内の内装も、ご自身ですべて手がけられたそう。
「すべて僕の趣味です。仕事や旅先で出向いたときなどに買い集めて来たものを飾っています。店内に色々隠れているので、見つけるのも楽しいですよ」
確かに、からくりやしかけのような感覚で店内には至る所に動物やいろんな雑貨が置かれています。小さなところまで遊び心を散りばめるスタイルがとてもステキだなと感じました。子どもも楽しんで探しそうです!
自分の好きなことや楽しいことをいろんな形で表現している店主のアイディアがたくさん詰まったお店なのですね。
「思いついたことをどんどんノートに書いていくんですけど、実現できていないことがたくさんあるんですよね。怖い本専用の入り口をつくるとか…。」
ノートを眺めているだけでも想像する楽しさが伝わってきます。まるで一冊のアートブックのようでした。
独自の視点で選び抜いた絵本がたくさん
「絵本が好きで個人で所有している程度だったんです。「絵本専門の古本屋」がまだ世の中にないのでは!と思って調べてみたら、すでにいくつかお店があったんですね。でも、絵本屋さんをやるという発想が自分の中では面白かったのか、気づいたら絵本を集めていました。ダンサーをやっている関係でいろんな所に行くので、いろんな古本屋さんに足を運んでいたら1年くらいでものすごい量の本が集まったんですよ。元々収集癖があるので、雑貨とかなんでもかんでも集めちゃうんですよね。お店はゼロから作りました」
アーティストならではの柔軟な発想力と行動力がこのお店の基盤になっているんですね!