子連れでフェスに行くのはあり?確認しておくことや年齢別の楽しみ方
最近ではファミリーに向けて、さまざまな工夫がされているフェスが増えています。それでも「連れて行くと迷惑がかかるのでは」「子どもと行きたいけれど少し勇気がいる」と悩んでいるママもいるでしょう。どうすれば子どもと楽しめるのか、その方法と対策をまとめてみましたので、ぜひ読んでみてください。
行く前に確認!事前にチェックしておこう
全力でフェスを楽しむために!持ち物と服装
ほかには、日焼け止め、虫よけ、冷却ジェルシート、帽子、簡易救急セットなど、季節や会場に応じて用意します。一緒に遊べるような年齢でしたら、シャボン玉やボール、お絵描き道具、お気に入りのおもちゃを持参すると飽きずに過ごせますよ。
服装は、履きなれた靴に動きやすい服がよいでしょう。バンドTシャツや、色鮮やかなもの、デザインが凝っているものなど、フェスならではのコーディネイトが楽しめる点も魅力の1つですよね。体温調節ができるように、薄手の長そでやスパッツ、パーカーもあると安心です。
ゲリラ豪雨もあるかも?雨対策をしておこう
レインコートは上下が分かれているタイプや、すぐに被れるポンチョが人気です。長靴もあった方がよいですが、雨がひどいと中まで濡れてしまうこともあるので、寒くなければサンダルがあると便利です。
万が一リュックの中まで濡れてしまっても大丈夫なように、着替えやお金などはジッパー付きの袋などに入れておくことをおすすめします。大容量のゴミ袋も持っていくと、濡れた服やリュックを取りあえず入れておけば地面に置いても汚れませんし、車で来ている場合、車内も汚さずに済みますよ。
音量が大きいけど、子どもの耳は大丈夫?
症状は時間とともに自然治癒するか短期治療で治るケースが多いのですが、子どもの耳は発達途中で敏感でもあり、耳に異常が起きてもうまく伝えられないので、治りにくかったり難聴がずっと続いてしまうといわれています。
そのため、子ども用の防音イヤーマフや耳栓を使用する、スピーカーの近くには連れて行かない、といった対策が必要になります。イヤーマフなどを嫌がる場合は無理にさせようとせず、音が響かないところまで離れるなど、子どもに合わせて行動してあげましょう。
大人も子どもも楽しむ!年齢別楽しみ方
0~2歳は休憩場所を確保して楽しむ
そういったものを上手に利用して、子どもに無理をさせないようにしましょう。月齢が低いうちは、荷物も多くなりがちですから、ゆったりしたフェスを選んで雰囲気を楽しむということに重点をおいてもよい思い出になりますよ。
中には、乳幼児の同伴やベビーカーの使用が禁止されているフェスや、駐車が禁止されている会場もありますので、キッズスペース、オムツ交換スペースなどの有無も含め、ホームページや電話で確認するようにしましょう。
3歳~5歳ではアスレチック等に挑戦しよう
飽きてしまったら、キャンドル作り・クラフト工作といった小さな子どもでも楽しめるワークショップやおもちゃが置いてあるエリア、野外の場合はアスレチックなどの遊具を利用して、音楽を聴きながら一緒に遊ぶ方法があります。
動き回る範囲が広くなってくると、その分迷子になる可能性も高くなります。迷子になってしまったときのために分かりやすい服装にしておく、迷子シールを貼っておく、など最初から対策をしておくとよいでしょう。
トイレや屋台ブースでは時間帯によって長蛇の列ができてしまうので、慌てないようになるべく早めに行動することをおすすめします。
6歳を過ぎたら楽しみ方がさらに幅広く!
キャンプの設置を手伝ってもらったり、体力があるようだったら夜まで残って、フェスによって打ち上げられる花火や昼間とは違う雰囲気を楽しんだりするのもよいですね。
しかしまだ大人とまったく同じとはいかないので、ライブのスタンディングゾーンに連れて行くことは避けましょう。音量の問題もありますし、バンドによってはファンが激しい動きをすることもあるので、子どもが押しつぶされて大けがをしてしまう危険があります。
子連れにおすすめのフェス3つを紹介
フジロックフェスティバル(新潟県)
2017年には、キッズランドというスペースにオムツ交換や授乳、休憩ができる乳児用テント・駄菓子屋・布芝居・ワークショップ・森や川の中で遊べるパークなど、子どもが楽しめる場所がたくさん用意されました。アレルギーや栄養を考えた子ども向けメニューも販売したそうです。
注意する点は、広大な大自然の敷地で行われるため、道は山道でステージ間の距離も長く、歩くことやベビーカーを押すことが大変になったり、天気の変化が激しかったりすることです。事前にシミュレーションをしておくと安心ですね。