赤ちゃんを連れて美術館へ行こう!選び方と楽しむための注意点
美術館で芸術にふれて気分転換したい、と思うことがありますよね。でも、美術館は静かに芸術鑑賞する場所というイメージがあり、赤ちゃんを連れていってもいいのだろうか、と悩む方もいらっしゃるのではないでしょうか。この記事では、赤ちゃんを連れて美術館に行くときの準備や注意点について紹介します。
美術館へ行く前にコンディションを整えよう
赤ちゃんが空腹のときは避けよう
赤ちゃんを連れて美術館に行くのはなんだかハードルが高いように思ってしまいがちですが、赤ちゃん連れにやさしく、授乳室やオムツ替えシートなどが準備されている美術館も意外と多いのです。
とはいえ、美術館では周りの方への配慮は必要不可欠です。赤ちゃんがぐずりそうな要素はなるべく取り除いてから美術館に向かうようにしましょう。
お腹が空いていると赤ちゃんはぐずってしまいますよね。行く前に授乳やミルク、食事を済ませてから行きましょう。
機嫌のよい時間帯に出かけよう
一緒に美術や芸術を楽しみたい場合は、機嫌よく起きていられる時間帯がいいですよね。一方で、赤ちゃんが眠っている隙にパパ・ママがゆっくり鑑賞するという手もあります。
まだ小さい赤ちゃんだと、抱っこ紐やベビーカーで歩いているとスヤスヤ寝てしまう場合もありますよね。そのタイミングを狙って行くといいかもしれません。動き回るようになったお子さんなら、外遊びしたあとなどのウトウト眠りだした時間を狙っていくのもいいかもしれませんね。
温度調節ができるように支度しよう
夏場は冷房対策として、赤ちゃんに着せるカーディガンなどを持って行くといいと思います。ストールや薄手のブランケットなどを持って行くのも便利ですね。
冬場は厚着をしがちな上に暖房も効いています。赤ちゃんは体温調節が苦手で、大人の服装マイナス1枚、などといわれたりするように、大人より暑がりです。美術館の中では涼しい格好にできるよう準備して行きましょう。
暑さや寒さでぐずることがないよう、脱ぎ着しやすい服装で出かけるようにしましょうね。
赤ちゃんと一緒に行く美術館の選び方
乳児連れが可能な施設かチェックしよう
ホームページに記載がなく不安な場合には、お出かけ前に施設に問い合わせてみましょう。口コミ情報なども参考になるかもしれません。
美術館の中には、子ども向けのプログラムやワークショップを用意している館や、子ども連れ歓迎の曜日や時間帯を設けている館もあります。そういった機会に訪れれば、同じような子ども連れの客が他にもいる可能性が高く、居心地がいいかもしれませんね。
公園やカフェ併設の美術館を選ぼう
鑑賞している途中で子どもがぐずりだしたときに気分転換をしに行くこともできますし、パパとママ両方と一緒に行った場合には、片方が子どもを連れ出して公園やカフェで待っていてもらうこともできます。
また、美術館に併設されているカフェや公園は、アートの延長のような素敵な雰囲気で、その空間自体も楽しめる場所も多いです。大人にとってもお出かけの楽しみが増えて、一石二鳥ですね。
託児サービスがあるかチェックしよう
子どもと一緒に美術館を楽しめるのが一番ですが、子どもが動き回ってしまったり騒いでしまったりしてゆっくり鑑賞できないこともありますよね。また、大勢の人でごった返すような人気の展覧会などでは、赤ちゃん連れでの鑑賞が難しい場合もあります。
両親や親戚などに子どもを預けてお出かけできればいいのですが、近くに預け先がないパパ・ママも多いことでしょう。そのような場合には、美術館に用意されている託児サービスを利用してみてもいいかもしれません。
美術館を楽しむために注意するポイント
混雑している時間帯を避けよう
また、展覧会の会期の終了間近になると人出も多くなる傾向があるので、できれば避けたほうがいいかもしれません。会期前半の方が落ち着いて鑑賞できるかもしれませんね。
美術館の中には、会話OK・子ども連れ歓迎の曜日や時間帯を設定していることがありますので、そういった日に行ってみるのもいいと思います。子どもに作品の説明を読んであげたり、感想をいいあったりしやすいですね。
赤ちゃんの機嫌がよく、人出の少なそうな時間帯を狙ってお出かけしてみてください。