岩手に夫婦だけで旅行に行こう!祖父母に預ける際の準備のコツも紹介
岩手県と聞いてパパやママの頭に浮かぶキーワードはどんな言葉でしょうか。中尊寺?わんこそば?たまには夫婦水入らずで旅行に行きたくなってきますね。そのためには、可愛い我が子を少しだけおじいちゃん、おばあちゃんに預ける必要があります。子どもを預ける事前準備と、岩手県の観光スポットについてご説明します。
祖父母に子どもを預ける際の準備とお礼
普段から祖父母と子どもの交流を持とう
可愛い孫に会いたいのは祖父母にしてみれば当然のことです。ただし、普段から祖父母との良好な関係を保っていなければ、子どもを預かってもらうお願いもしづらくなります。
忙しくてなかなか孫とゆっくりする時間をとれない祖父母もなかにはいるでしょうが、たいていの場合、自分の血を引く孫には「何かしてあげたい」と思っているのではないでしょうか。歩き始めのころのお散歩に一緒に行ってもらったり、保育園の運動会に参加してもらったりすることで、自然にコミュニケーションが生まれてきますよ。
不足がないようにしっかり荷物を準備しよう
準備しておきたいものは次のとおりです。
・調乳グッズ(予定授乳回数より多めに、哺乳瓶は複数)
・離乳食やおやつ(子どもが好んで食べるもの)
・おむつやおしりふき(多めに用意する)
・着替え(寒いときに羽織れる服も)
・おもちゃや絵本(お気に入りのもの)
・タオルやビニール袋
必要に応じて、つけ足したり減らしたりするとよいでしょう。準備したものの一覧表もあるとわかりやすいですね。なお、家に来てもらう際には、子どものものを1カ所にまとめておくと引き継ぎも楽ですよ。
帰宅後は感謝の気持ちにお礼の品を添えて
「親しき仲にも礼儀あり」といいますが、子どもを預けて夫婦だけで旅行に行くのですから、帰宅後は気の利いたお土産を持参しましょう。お礼としてお金を包むのもよいでしょうが、なかには気分を損なう祖父母もいるようですよ。
感謝の気持ちを込めて手土産を渡すと喜ばれるのではないでしょうか。「子どものお世話をしてくれて本当にありがとう」と言うママの楽しそうな顔を見ると、祖父母の嬉しさも格別なものになるでしょうね。
岩手の定番観光地を夫婦で堪能しよう
世界遺産「平泉」は外せないポイント
中でも代表的なものは「中尊寺」です。850年に比叡山延暦寺の高僧慈覚大師円仁によって開かれたものですが、12世紀初めに奥州藤原氏初代清衡によって大規模な堂塔の造営が行われ、現在の中尊寺になっています。
世にいう「藤原三代」と四代秀衡の棺が納められているのが中尊寺「金色堂」です。外も中も金箔貼りの阿弥陀堂は必見の価値ありといえるでしょう。拝観料は大人800円です。二代基衡の建立したお隣の「毛越寺」も、浄土世界が広がる日本を代表する庭園として知られていて素晴らしい眺めですよ。
幻想的な美しさに引き込まれる「龍泉洞」
洞内総延長は5,000m以上といわれており、そのうち700mを公開しています。時期によってはイルミネーションを見ることができて、その神秘的な美しさは息をのむほどですよ。目の覚めるような地底湖も八つ見つかっています。
月の世界を思わせる鍾乳石に囲まれた広い空間は「月宮殿」と名づけられていて、LEDを使った光の変化で幻想的な雰囲気を醸し出しています。入場料は大人1,000円です。上に羽織るものを1枚お持ちくださいね。
あまちゃんで有名な「小袖海女センター」
前施設は東日本大震災で流されてしまいましたが、地上3階建ての新施設が完成し、2015年4月より営業を再開しました。1階がウニやアワビなどの産直販売、2階は海女を紹介する展示コーナー、3階は軽食スペースとなっています。
入館料は無料ですが、夏には海女の素潜り実演が行われていて、実演見学料が500円かかります。素潜りで獲物の多い10m以上の好ポイントまで潜水し、10個ほどのウニを採ってくる姿は見事ですよ。
海女センターのご紹介|北限の海女
総延長180kmに及ぶ陸中海岸国立公園。沖合は世界三大漁場の一つに数えられる漁場です。さらに良質な海藻が育つ磯はウニ、アワビなど高級食材の宝庫。伝統の漁法を伝える「北限の海女」は注目を集めています。