赤ちゃんの服の臭いが取れない!取りにくい臭いの原因と対処法
赤ちゃんの服をきれいに洗ったつもりでも臭いが取れていないことはありませんか?くさい臭いがするときは困りますよね。赤ちゃんの服の臭いの原因と臭いの対処法をまとめて紹介します。臭いの取り方を知って、赤ちゃんが身に着けるものを清潔に保ちたいですね。
赤ちゃんの服のなかなか取れない臭い
よだれやミルク、母乳が臭いの原因
ミルクや母乳にはタンパク質が含まれています。このタンパク質に微生物や雑菌がついて繁殖し、くさい臭いを発するのです。よだれにも母乳やミルクが含まれていますから、同じように雑菌や微生物が繁殖して臭いがするのですね。
よだれやミルク、母乳がついたらすぐに洗ってきれいにするのが理想的ですが、そうはいかないことが多いでしょう。そのままにして時間が経ってしまうので、臭いがするようになるのです。
脂肪成分やタンパク成分が原因
脂肪は温度が低くなると固まりますよね。赤ちゃんの母乳やミルクが服に染み込み、時間が経つにつれて温度が低下しますので脂肪が服の中で固まってしまい、取れにくくなるのです。
タンパク成分も時間が経つと固くなる性質があります。ミルクや母乳がついたら、すぐに取り除かないと固くなってしまうのです。
服に残ってしまったミルクや母乳の成分であるタンパク成分や脂肪成分をえさにして雑菌が増え、くさい臭いがするというわけですね。服の中に染み込んでいるのですから、簡単には取れにくく、くさい臭いがし続けるのでしょう。
つけたままで繫殖してしまった雑菌が原因
母乳やミルクには脂肪成分やタンパク成分という栄養が含まれていますし、水分もありますよね。室温は赤ちゃんが過ごしやすいために心地よい温度に設定しているでしょうから、細菌が繁殖する条件がそろっているのです。
こうした条件を満たすことで、細菌が増えながら分解物が派生していくことで臭いを発するのです。細菌自体は臭いはしないようですが、分解物がよいにおいやくさい臭いを発するようです。
雑菌が繁殖する前に、服についた母乳やミルクを落とさないと、くさい臭いがしてくるわけです。
服についたミルクやよだれの簡単な臭い対策
首回りにはスタイやハンドタオルをつける
スタイは取り外しが簡単ですし、洗濯も簡単です。さまざまな素材のものがありますが、赤ちゃんの肌にやさしいものがよいですね。
スタイでなくても、ハンドタオルにクリップをつけてもよいですね。ハンドタオルは吸収性がよいですし、使い古したら雑巾にもできますから使いまわしができます。
よだれや飲みこぼしができるだけ服につかないように、スタイやハンドタオルを使うと一日に何度も服を着替えなくてよいですね。
汚れてしまったらすぐに洗濯かつけ置き
脂肪成分やタンパク成分を服の外に出やすいようにするには、ぬるま湯につけて温めてから洗うのも一つです。汚れたらすぐに洗うのが一番ですが、赤ちゃんのお世話をしていると大変ですよね。
そのようなときは、殺菌効果のあるクエン酸またはお酢につけておきます。クエン酸を溶かした水をバケツに入れておいて汚れたらとりあえずはそこに入れていくのです。あとはほかのものと一緒に洗濯すればよいので、洗濯物がたくさん出る時期には少し楽になるでしょう。
洗濯後干すときに除菌スプレーを
赤ちゃんにも大丈夫な除菌消臭スプレーがありますから、それを利用しましょう。洗濯物を干すときに除菌消臭スプレーを20~30cm離れた場所から約10回を目安にまんべんなくスプレーするのです。ママは家事、育児などとやることがたくさんありますから、少しでも簡単に嫌な臭いを防げればうれしいですね。
ただし、洗濯する前に臭いをごまかそうとして除菌消臭スプレーを汚れた部分にかけると、かえっておかしな臭いになることもありますから気を付けましょう。