赤ちゃんの冬に小物を編もう!初心者ママもできるかぎ編みのすすめ
生まれる赤ちゃんのために、手作りで何か作ってあげたいと思うママは多いのではないでしょうか?そんなママにおすすめするのが、初心者にも比較的簡単な「かぎ編み」での赤ちゃんグッズです。必要な道具や編み方、冬生まれの赤ちゃんにぴったりなグッズを紹介していきますので参考にしてみてください。
編み物に必要な道具は100均で揃えられる
初心者ママでもチャレンジしやすいかぎ編み
初めからいきなり赤ちゃんの物を作るのはハードルが高いようであれば、いくつか簡単なモチーフ作って練習してみるのもおすすめです。丸いコースターなどのモチーフが均等にできるようになれば、目を増やしていくだけで帽子が作れるようになるのです。
初心者の方には、2本の編み針を両手に持って編み進める棒針編みより、短いかぎ針を使うかぎ針編みの方が簡単にできるでしょう。手芸屋さんに行かれてもよいですが、100均で道具・毛糸・本が揃えることができますので、手軽に始めることができます。
かぎ編みに必要なグッズ
いちから揃える場合、以下で必要な物を紹介していきますので参考にしてみてください。
・かぎ針(毛糸に合わせた号数)
・毛糸(力加減で寸法や見た目が変わるので多めに用意)
・はさみ(手芸用のものがあれば)
・メジャー(定規でも可)
・毛糸とじ針(編み始めと編み終わりの毛糸を処理するときに使う)
・段目リング(段数マーカーでも可、編み目にひっかけてつかい段などの目安になる)
でもまず始めは、毛糸、かぎ針、はさみがあれば大丈夫です!
毛糸は赤ちゃんの肌にやさしいものを選ぼう
ベビー毛糸と表記していても使用されている素材はバラバラで、アクリルやナイロンは、化学繊維なので、優しいとはいえないかもしれません。ウールも中にはチクチクさせるものもあるので気を付け選ぶようにしましょう。
人気なものを少し紹介してみます。
【ハマナカ ポーム】
ピュアオーガニックの無垢綿(むくわた)は自然のままの色合いです。
【ハマナカ アルパカエクストラ】
生まれて初めて刈る一生に一度のベビーアルパカです。
かぎ編みの知っておきたい基礎知識
かぎ針の持ち方と基本の編み方
【左手】
小指と薬指で糸を挟み人差し指にかけて糸端を親指と中指でつまみます
【右手】
お親指と人差し指で軽く持ち中指を添えます。ペンを持つようなイメージです。
基本の編み方
【最初の目の作り方】
1.かぎ針を糸の向こう側にあててかぎ針を一回転させ糸に巻き付けます
2.糸の交点をを親指と中指でおさえ手前の糸を絡ませて輪の中から糸を引き出します
3.糸を引き締めます。この引き締めが最初の目になり、目の数に含めません
4.針に目がかかっている状態から新たに糸を絡め、輪の中にひきぬきます。これで鎖編みができます
5.必要な目だけ繰り返していきます
毛糸の太さによってかぎ針を変える
初心者の方は5/0号か6/0号が使いやすと思いますが、毛糸を購入するときラベルに何号のかぎ針がおすすめか書いてあるので参考にするとよいでしょう。
好みなどもあると思いますが標準的にはこちらになりますので合わせて参考にしてください。
(毛糸の太さ:かぎ針号数)
・極細:2/0号
・中細:3/0号
・合太:4/0号
・並太:5/0~7/0号
・極太8/0~10/0号・超極太:ジャンボ7~15号
記号を知って編み図を理解する
【鎖編み】
記号は楕円形。基本の編み方です。
【細編み】
記号はXの形。鎖編みの目に針を刺したら新たな糸をかけて抜き、今度はそのまま新たな糸とかぎ針にかかっている2本の輪の中を引き抜きます。
【中長編み】
記号はTの形。針に糸をかけ鎖編みの目に針を刺し、新たな糸をかけ鎖編みから引きだし、もう一度新たな糸をかけかぎ針にかかっている三つの輪をすべて引き抜きます。
【長編み】
記号はTにななめ線が一つの形。針に糸をかけ鎖編みに針を刺し、新たな糸をかけ長めに引き出したら針先から二つ目の輪を新たな糸で引き抜きます。そして新たな糸で残りの二つの輪をすべて引き抜きます。
かぎ編みで作れる赤ちゃんの冬小物
意外と簡単にできる「帽子」
どんぐり帽子は知っていますか?てっぺんにちょこんと飛び出た部分があるニット帽のことで、本物のどんぐりに似ているから、そう呼ばれています。時々どんぐり帽子をかぶっている子どもの姿を見かけますがとてもかわいいですね!親子でお揃いでというのも手作りのよいところです。
編み方は鎖編み・細編み・長編みを使って繰り返し編んでいくだけなので、慣れればとても簡単に作ることができるのです。できあがりにお花やリボンのモチーフをつけてもかわいいですね。