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幼児期の食事の味付けは?身近な食材の塩分と薄味のテクニックを紹介

幼児期の食事の味付けは?身近な食材の塩分と薄味のテクニックを紹介

離乳食が終わったら、すぐに大人とまったく同じ食事ができると思っていませんか?実は幼児期は味覚を育てるのに大事な時期。濃い味付けが子どもの将来の健康にも影響を及ぼすとしたらどうでしょう。家族みんなで意識したい、幼児期の食事の味付けについてまとめました。

幼児期の食事の味付けは薄味が基本

幼児期の食事を薄味にする理由とは?

生後半年前後からはじめる離乳食の作り方をみてみると、全期間を通してほとんど調味料が使われていないことに気が付きます。使われていたとしてもごく少量、後期に入ってから風味つけ程度にしか使わないのが通常です。

離乳食が終わって幼児期に入っても、薄味を心がけるということが基本になります。これは、舌が濃い味や刺激の強い味に慣れやすいためで、幼いころから濃い味に親しんでいると繊細な味が分からなくなってしまうからです。

味覚は7歳ごろまでに作られるといわれているので、それまでの食生活が将来の食の好みに大きく影響を与えます。濃い味は必然的に塩分や糖分が多くなるため、高血圧や肥満などの生活習慣病になりやすいというリスクがあります。

幼児期前期は素材のうま味を大切に

調味料を多く使う料理は、ときに素材本来の味をわからなくしてしまうことがあります。しょうゆやみそを多く使う和食は塩分が多い料理だといわれていますので、幼児期前期の子どもがいる場合は注意が必要です。

大人と同じ料理をそのまま与えるのは控えて、調味をする前のなるべく食材本来の味が残った状態で取り分けるようにしておきます。子どものためにいつも別に作るのは面倒というときに覚えておきたいテクニックです。

たとえば、カレーやシチューならばルーを入れる前の状態で止める、蒸し野菜やサラダはソースやドレッシングをかける前に取り分けるなど工夫しましょう。

また、季節の野菜や旬の食材は味が濃くおいしいので、献立に季節感を出すと食育にもなりおすすめです。

 幼児期後期は白いご飯に親しみを

日本人にとって基本となるのはやはり白いご飯。炊きたてのご飯にはちょっとしょっぱい味付けのおかずが欲しくなるという気持ちもわかります。

ですが、日本人で白いご飯に味がしないと思っている人は少ないはずです。これが欧米人となると、本気で「味がない」といい出す人がいますので、やはり幼児期の食生活の違いかもしれません。

しかし、現代の子どもの中にも白いご飯が苦手という子がいます。理由はやはり「味がしない」というものです。

家庭のなかで白いご飯をそのまま食べるという習慣が減ったためと思われます。丼ものなどの一皿料理は確かに手軽ですが、日本人としての味覚を失わないためにも、幼児期からご飯の繊細な味がわかるような献立を考えましょう。

身近な食材の塩分を知って上手に利用しよう

幼児期は塩分量に配慮した食生活を

幼児は大人と同じ量の食事がとれないとしても、同じ味付けの料理を摂取することで簡単に塩分過多に陥ってしまいます。子どもは体が小さい分、1日の塩分摂取量の理想も少なくなるからです。

3歳から5歳の1日の塩分量の目安は4g。これは小さじ1杯よりも少ない量です。

ラーメン1杯の塩分量は5g前後なので、1食で1日の塩分量を超えてしまいます。子どもであっても、塩分過多の食事が続けば近い将来高血圧などの病気になるリスクがあるので注意が必要です。

実際に、3歳児でも塩分過多の傾向にあるというデータがあります。子どもは大人のように健康に配慮して野菜や果物を自ら積極的に摂取することができませんので、やはり大人の意識が大事です。

調味料に含まれる塩分

日本人が多く使う調味料といえばしょうゆとみそですね。どちらもしょっぱい味ですが、塩分量も小さじ1杯あたりしょうゆが0.9g、みそでも0.4g~0.8gあります。

幼児の1日の塩分量の目安が4gだとすると、1食あたり1g程度しか取れない計算になります。しょうゆであれば小さじ1杯が限界になりますが、そのままかける使い方だけではなく、料理に含まれる塩分量も加えての目安ということを忘れてはいけません。

ほかにも、ソースには小さじ1杯あたり0.5gの塩分が含まれます。塩分はそれほどではないものの、ケチャップには糖分が、マヨネーズには脂肪分が多く含まれます。

どれも子どもが好む味なので、使い過ぎに注意する必要があります。

加工食品に含まれる塩分

ハムやウィンナーは子どもが好きな食材ですが、これらの加工品にも塩が使われています。調味のためだけでなく保存を効かせるためにも必要なことです。

かまぼこやはんぺんなど塩が入る加工品は多いですが、ご飯以外の主食となるパンやうどんにも塩分が含まれることはあまり考えませんよね。ですが、作り方を考えると、うどんを作るときには小麦粉に確かに塩をいれます。乾麺になるとゆでこぼしても1食あたり塩分は0.5gほどになります。

食パンは1枚当たり0.8gあるので、そこにバターを塗ってハムを乗せ、ケチャップやソースをかければあっという間に塩分は1gを超えてしまいます。すべて手作りは難しいですが、加工品はなるべく控えた方が無難です。

 幼児期の味付けを薄味に抑えるテクニック

 うま味の強い食材を使う

「うま味」を大事にするのは日本人特有の食文化です。日本人は昔からだしをとって料理をしていますが、この正体がうま味です。

うま味があることで塩分などの調味料を控えてもおいしく食べることができます。うま味が強い食材には昆布やきのこ、かつお節、干しエビなどの乾物があり、スープや煮物などに加えると風味が増します。

ただし、手軽に使える顆粒だしにはすでに塩分が添加されているものが多いので注意しましょう。もしも、かつお節や昆布からだしをとったことがないというママがいたら一度試してみてください。

たっぷりのかつお節からとっただしは、なんともいえないおいしさです。おみそ汁にすれば、みそも控えめで満足できますよ。

 酸味をうまく取り入れる

減塩を心がけるときにぜひ活用してほしいのが酸味です。酸っぱさがあることで塩気が少ないことが気にならなくなります。

塩分が少ないとぼやけた味になりがちなので、アクセントとなる酸味を上手に使うのがポイントです。酢やレモン、トマトなどが酸味を与える食材です。

しょうゆの代わりにレモンや酢をかけるだけでも塩分を控えるのに役立ちます。ただし、酸味が強すぎると子どもにとっては食べづらい料理になってしまいますので加減には気をつけましょう。

レモンの代わりにオレンジなどの果汁をつかったり、サラダにリンゴやグレープフルーツを入れるのもおすすめです。酢は強すぎると苦手意識も生まれるので、ごく少量使うようにしましょう。

 料理は美味しく感じる適温で食べる

家庭で作ったお弁当で、前日の残り物を入れたら、食べるときに味が薄いと感じたことはないでしょうか。塩気や糖分は冷めると感じにくいという特徴があります。

溶けたアイスクリームは甘すぎて食べられないのはこのためです。コンビニなどのお弁当のおかずは、冷めてもおいしいようにあらかじめ味を濃い目につけているので塩分も多くなりがちです。

家庭では、その料理の一番おいしい温度で食べることをこころがけましょう。熱いものは熱いうちに、冷たいものは冷たいうちに食べると塩分が少なくてもおいしく感じます。

こうすることは、家族がみんな一緒にそろって食卓を囲むという取り組みにもつながります。みんなで楽しく食事をすることが一番の調味料かもしれませんね。

まとめ

子どもの塩分取りすぎは最終的には親の責任です。スナック菓子を日常的に買い与えたり、できあいのお総菜などを出すことが多い食生活だと、知らないうちに塩分が多すぎる食事になってしまいます。

子どもがこうした塩分過多の食事をしているということは、必然的に親も同じような食生活であることが考えられます。いきなり塩分を使わないということは難しいので、まずはテーブルに出しっぱなしのしょうゆ差しをしまってみましょう。

これが、家族全員の食生活について見直すきっかけになるとうれしいですね。

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teniteo WEB編集部

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