幼児期の食事の味付けは?身近な食材の塩分と薄味のテクニックを紹介
酸味をうまく取り入れる
塩分が少ないとぼやけた味になりがちなので、アクセントとなる酸味を上手に使うのがポイントです。酢やレモン、トマトなどが酸味を与える食材です。
しょうゆの代わりにレモンや酢をかけるだけでも塩分を控えるのに役立ちます。ただし、酸味が強すぎると子どもにとっては食べづらい料理になってしまいますので加減には気をつけましょう。
レモンの代わりにオレンジなどの果汁をつかったり、サラダにリンゴやグレープフルーツを入れるのもおすすめです。酢は強すぎると苦手意識も生まれるので、ごく少量使うようにしましょう。
料理は美味しく感じる適温で食べる
溶けたアイスクリームは甘すぎて食べられないのはこのためです。コンビニなどのお弁当のおかずは、冷めてもおいしいようにあらかじめ味を濃い目につけているので塩分も多くなりがちです。
家庭では、その料理の一番おいしい温度で食べることをこころがけましょう。熱いものは熱いうちに、冷たいものは冷たいうちに食べると塩分が少なくてもおいしく感じます。
こうすることは、家族がみんな一緒にそろって食卓を囲むという取り組みにもつながります。みんなで楽しく食事をすることが一番の調味料かもしれませんね。
まとめ
子どもがこうした塩分過多の食事をしているということは、必然的に親も同じような食生活であることが考えられます。いきなり塩分を使わないということは難しいので、まずはテーブルに出しっぱなしのしょうゆ差しをしまってみましょう。
これが、家族全員の食生活について見直すきっかけになるとうれしいですね。