赤ちゃんがストローに興味を持つには?飲ませ方の方法とポイント
離乳食を始めるころに、ストローの練習を始めようかなと考えるママも多いのではないでしょうか。ストローに興味を持ってもらうにはどうすればよいか、ストローを使った飲ませ方にはどういう方法があるのか、ストロー練習をするときに気をつけたいことなどについてご紹介します。
ストローに興味を持たせるには?
パパとママがストローを使って見せる
パパやママが楽しそうにストローを使うようすを見た赤ちゃんは、「自分も使ってみたいな」と手を伸ばしてくるかもしれません。赤ちゃんが興味をもったら、ストローを口元にもっていってみましょう。上手にストローを咥えることもありますよ。
ストローを咥えずに噛んでしまうかもしれませんが、ストローの感触を覚えることからはじめていくことが大切です。
ストローを使う赤ちゃんの映像を見せる
NHKの教育テレビでやっている小さい子向けの番組のなかでも、食事をしたりするシーンが出てくるときがあります。そのときにストローを使って飲んでいる姿を見れることもあるでしょう。
ストローを使う姿が気になって、テレビ画面を指さしするかもしれません。画面の向こうにいるお友だちを見て、興味を示しているようであれば、ストローを見せてみてください。
テレビでなくても、「ストローを使う赤ちゃん 動画」などで検索をすれば、インターネット上でたくさんの動画を見つけることもできますよ。
実際に使っている赤ちゃん仲間に会おう
支援センターや児童館に行くと、たくさんの子どもが遊んでいますよね。その中にストローを使っている子はいませんか。ストローを使っている子がいたら、近くで「上手に使っているね」と子どもに話しかけながら様子を見せてみましょう。
テレビなどの画面を通して見るよりも、実際に目の前でストローを使っている様子を見る方が、興味も持てるでしょう。お友だちの飲み物に手を伸ばすことがあれば、「〇〇くん/〇〇ちゃんのはこれだよ」と持参のストローを取り出して渡してみてもよいかもしれませんね。
飲ませ方にはどんな方法があるか
ストローマグを使ってみる
最初はどうしてよいか分からず、ストロー部分を咥えるだけだったり、噛んで遊んだりしてしまうかもしれません。自分でマグを触ったり、ストローを口に含んだりすることを繰り返すことで、ストローマグにも慣れていきますよ。
哺乳瓶と違いなかなか中の飲み物が口の中に入ってくることがないので、途中で諦める子もいるかもしれません。しかし何度も繰り返すことで「吸うと飲むことができる」という感覚をつかむようになりますよ。
持ち運びができるので、お友だちと一緒に遊ぶときなどに持っていって、一緒に飲んでみるとよいかもしれませんね。
紙パックの飲み物を飲ませてみる
小さいサイズの紙パック飲料に差したストローを、赤ちゃんの口元に持っていきます。ストローを咥えたら、紙パックの真ん中を少し押してみてください。そうすると飲み物がストローに上がり、口の中に飲み物を運ぶことができます。
最初は飲み込むことができず、口からこぼしてしまうこともありますが、「ストローからは飲み物が出てくるんだ」ということを徐々に理解していきます。何度か繰り返すことで、いつの間にか1人で飲めるようになっていたというママの体験談がブログなどでもたくさん書かれていますよ。
コップにストローを挿して飲ませてみる
コップにふたがない場合、こぼれやすいので、コップとストローが安定するようにしっかりと持ってあげるようにしてくださいね。
コップに飲みものを入れストローを挿した状態で、ストローの飲み口側を指で塞ぎ、ストローの中に少し飲み物が入った状態にします。それを赤ちゃんの口に持っていきスポイトのように使ってみてください。これはストローは飲み物を飲むためのものと理解する一つの方法になりますよ。