本を捨てる基準が知りたい!本の断捨離をスムーズに進めるコツとは
本棚がいっぱいになってきたので、そろそろ本の断捨離を考えているというママもいることでしょう。しかし何を基準に整理したらよいのか悩みますよね。そこで今回は、本の断捨離をする前に今一度確認したいことや捨てる本と残す本の仕分け方法、本を増やさないために心がけたいことなどについてお話しします。
本の断捨離の前に今一度確認したいこと
本を捨てられない理由を考えてみよう
どうして本が捨てられないのか、ママなりの理由があるはずです。たとえば語学関係の本の場合、一時期「英語を極めたい」と思って購入したにも関わらず、結局三日坊主でページを開かなくなり、本棚に入れっぱなしということもあるでしょう。買っただけで満足してしまうこともあります。
この場合捨てようと思っても「英語は役立つはずだから」と踏みとどまってしまい、結局捨てることができません。
ほかにも自己啓発系の本を捨てようと思うけれど、「今は不要だけれど、いつか読みたくなるかも」と「いつか」に囚われて捨てられないケースもあります。
本を断捨離することのメリットについて
本を断捨離するメリットは、以下のようなものが挙げられます。
・スペースができる
・本棚の掃除がラクになる
・お気に入りの本だけを手元に置くことにより、目的の本が見つけやすくなる
・買ったから読まなくてはというプレッシャーから解放される
このようなメリットがありますよ。本棚にスペースができると、ちょっとした小物を飾る空間もできます。本棚の掃除も簡単になりますよね。また、好きな本だけを手元におけば、「あの本どこだっけ?」と探し回る必要もありません。
読まない本が山積みになることにより生まれる圧迫感から解放されます。
断捨離のデメリットもある
思い切って捨てたものの後からその本が必要になり、いざ探してみるともう一般的な本屋では見つからなかったという経験をしたことはありませんか?こんなとき、「あのとき手放さなければよかった」と深く後悔しながら、同じ本を探し回る手間も増えてしまいます。
本棚がすっきりすると、気持ちが緩んでまた新しい本を買ってしまうケースもあります。将来読むのかはっきりしない本まで、はずみで購入することがあるので注意したいですね。
断捨離をするときは、よく考えてから捨てるようにしたいですね。何も考えずに捨てるとせっかくすっきりとした本棚がリバウンドする可能性がありますよ。
捨てる本と残す本の仕分けをしよう
処分する本の基準を決めよう
処分する本の基準として以下の例を参考にしてみてください。
・買ったものの、半年以上ページを開いていない
・途中まで読んだけれど挫折した
・すでに読み、あらすじを覚えている小説
・子どもが気に入っていない絵本
買うだけで満足した本は、手放しても後悔しないことでしょう。また、途中で諦めた本もこれから先読まない可能性が大です。一度読んだ小説はよほど好きではない限り、読み直さないことでしょう。子どもが気に入っていない絵本は、持っていても開きません。
ただ捨てるのではなく有効活用を考えよう
この場合、捨てるのではなく有効活用する方法を検討してみましょう。たとえば、近くに古本屋があるのであれば、買い取ってもらうのも一案です。量が多い場合は自宅まで取りに来てくれるところもありますよ。買った当初は高かった本でも、買取価格はかなり低いことがほとんどなのでがっかりしないようにしましょう。
バザーに出したり、図書館に寄付したりするのもよいですね。ママにとっては不要でも、ほかに必要としている人の役に立つかもしれません。子どもの絵本であれば、幼稚園や保育園に寄付するのも名案ですよ。
何度も読み返す本は捨てない本に仕分け
先に繰り返し読んでいる本とお気に入りの本だけを取り分け、残りをすべて断捨離の対象にすると、作業が効率よく進むかもしれません。
本の断捨離をしていると、ついページを開いて読みふけってしまい、結局片付かないというケースも多いので注意しましょう。迷うようであれば、「取っておきたい本」「捨てる本」以外に「捨てるかどうか悩む本」というカテゴリーを作っておくと後悔しませんよ。
たとえば半年後に改めて、処理に悩む本のカテゴリーを見たときに「不要」と感じたら捨てるようにしましょう。
本を増やさないために心がけたいこと
子どもの絵本を図書館で借りてみる
絵本を本屋で眺めていると、可愛らしい絵やお話に惹かれ、つい買ってしまうことも多いですよね。絵本の衝動買いをやめて、図書館で借りてみるのもおすすめですよ。
図書館であれば、たくさんある絵本の中から、子どもの気に入ったもの何冊かを一度に借りることができます。読み飽きたらほかの絵本を借り直すこともできます。色々な種類の絵本に触れることができるので、子どもにもよい刺激になることでしょう。
さらに絵本は単価が高いので、家計の節約にも繋がりますね。