0歳から長く楽しめる布絵本!月齢別の選び方や手作りする方法
ベビー用のおもちゃを見に行くと、布でできた可愛い絵本が売っていることも多く「布絵本って赤ちゃんの成長にいいのかな?」と興味を持つママもたくさんいますよね。ここでは、布絵本と紙絵本の違いはどのようなところかや、月齢別の布絵本の選び方、作り方などをご紹介します。
布絵本の特徴や気になるメリットとは
絵を見て触って楽しむもの
布絵本は遊び感覚でページをめくっていけるので、物語が理解できない赤ちゃんからでも十分楽しむことができるでしょう。紙絵本とは違い、布でできた絵本はやわらかい、優しい、使われている生地によって触り心地が違うなど、触って遊べるので赤ちゃんの手指の運動にもなります。
布でできている絵を見て「これは何かな?触ってみよう」「やわらかくて気持ちがいいね」など、話しかけながら遊んでくださいね。
軽くてしかけがたくさんある
また、布絵本によって様々な面白いしかけがあるのも特徴的です。ボタンがついている、1ページの中でも使っている素材が違う、ひもを引っ張れる、マジックテープでぬいぐるみがくっついていて、ぬいぐるみを取ったりつけたりして遊べる、ポケットがある、音が聴けるなど、絵本によって色々なしかけがついているので、どれにしようか悩みそうですね。
五感をフルに使って遊べるため、好奇心旺盛な赤ちゃんはたくさん触って楽しめるでしょう。赤ちゃんから遊べる布絵本の種類も豊富ですよ。
壊れにくくて洗えるから安心
布絵本は赤ちゃんが引っ張ったり、投げたりしても壊れることがないので、赤ちゃんがひとりで遊んでいても安心して見守ることができます。赤ちゃんはなんでも口に入れて確かめる習性がありますが、布は簡単に洗えるのでお手入れも楽ですよ。
お手入れすればきれいになるので、赤ちゃんが自由に遊んでもおおらかな気持ちで見守れそうですね。
月齢別の布絵本を選ぶときのポイント
新生児にはカラフルなものがわかりやすい
生まれたばかりの赤ちゃんは視力が弱く、成長とともに視力が発達していきます。ぼんやりとしか見えないので、小さなおもちゃや淡い色のものだと赤ちゃんが気づけない可能性がありますよ。
赤・黄・青など、カラフルなものは視力が弱くても見分けられるので、起きている時間に布絵本で遊んでみましょう。聴覚はママのお腹の中にいたときから発達しているため、音の鳴る布絵本もおすすめですよ。
3~6カ月以降は色々なしかけがあるものを
好奇心旺盛な時期に入ると新生児のころのカラフルな布絵本だけでなく、色々なしかけがついているもので楽しく遊べるようになります。布絵本は赤ちゃんでもページをめくりやすく、ケガをする心配もないので自由に遊ぶのを見守ることが大切ですよ。
ひもを引っ張る、絵本についているぬいぐるみを取る、ページをめくるなど、赤ちゃんでも楽しめる簡単なしかけのものを選びましょう。赤ちゃんがより楽しめるように、赤ちゃんの動きに合わせて話しかけてくださいね。
1歳からは物語や手指を使うものに着目
1歳からは単純なしかけだけでなく、物語になっているものや生活習慣が練習できるものなど、想像力や考える力を身につけられるような布絵本がよいでしょう。たとえば、布絵本の中でごっこ遊びができるものだと、ママと一緒に色々なストーリーを考えながら遊べるので子どもの想像力が豊かになります。
子どもとコミュニケーションを取りながら遊ぶことで、子どもの表現力が身につく、言葉の発達につながる、親子の信頼関係が築けるなど、子どもの成長に効果的ですよ。
オリジナルの布絵本の作り方やお手入れ方法
フェルトを使うと作りやすい
布絵本は、コットンやポリエステル、サテン、ナイロン、フェルトなど、色々な素材のもので作ることができます。手作りするときは、比較的縫いやすくて簡単なフェルト素材を使うのがおすすめですよ。
赤ちゃんの好奇心を刺激できるように、カラフルなフェルトを組み合わせて作りましょう。手作りするとママの個性が溢れる愛情たっぷりの絵本ができるので、どのような絵本にするかテーマを決めてから取り組むと失敗が少ないでしょう。