小学校入学前に読み聞かせたい本は?読み聞かせの効果とおすすめの本
身近な題材で親しみやすい【いやいやえん】
現実からファンタジーの世界を体験し、また現実へ戻ってくるという不思議なストーリーは、子どもの想像力を育んでくれることでしょう。ドキドキする場面はあるものの、全体的にはほのぼのした物語なので安心して読み聞かせすることができます。
全180ページの童話集なので、自分で読むなら小学生になってからがよいかもしれませんが、読み聞かせなら幼稚園から楽しめるでしょう。
思いやりを育む【おはなしチムとターク】
チムとタークは、町はずれの空き地に家を建てました。家の中から、窓越しに出会った二人はお互いの身長のことを知りません。大きな家に住んでいる小さなチムと小さな家に住んでいる大きなタムのお互いを思いやる気持ちは、読んでいる子どもにも伝わることでしょう。
「おはなしチムとターク」の魅力は、挿絵にもあります。「どうぞのいす」で有名な柿本幸造さんのやさしい絵は、読んでいる途中や後にじっと眺めてしまうくらいすてきな温かみのある挿絵なのです。
まとめ
読み聞かせをしていると親子のコミュニケーションもふえるため、子どもの語彙力も高くなり、よい効果が期待できます。読み聞かせをはじめる年齢に決まりはありません。興味のある本を見つけて読み聞かせをはじめてみましょう。