
寝る前に読みたい6歳児向け絵本。心に残る本、勉強になる本9選
夜寝る前に本の読み聞かせをしているご家庭も多いですよね。眠りに入る前に、親子でゆったりした時間をつくることは、子どもの成長に影響するともいわれています。6歳はいろんな話も理解でき、興味や世界が広がっている年ごろ。ここでは6歳の子どもに、寝る前に読み聞かせてあげたいおすすめの絵本を紹介します!
寝る前の心に残る6歳向けのおすすめ絵本

美しい物語「ぼくのともだち おつきさま」
世界中で愛されているこの絵本ですが、国によっては、ストーリーがかかれていません。絵だけの絵本です。絵を見て、子どもが自由に言葉を思い浮かべ、ページをめくっていくというスタイルの絵本なのです。
夜寝る前に、夜の世界の象徴でもある月と友達になれるこの絵本で、子どもたちは安心して眠りに入ることができますね。

ぼくのともだち おつきさま|絵本ナビ : アンドレ・ダーハン,きたやま ようこ みんなの声・通販
大切なひとに贈りたい、珠玉の1冊。 夜のまんなかで出会った「きみ」と「ぼく」……。 気がつくと、きみがいた……。夜のまんなかで、「ぼく」が出会ったのは「おつきさま」。その瞬間から、心にしみる美しい物語がはじまります……。
夜、湖の上で、ぼくはおつきさまに出会いました。 「こんばんは」と声を掛け、 ぼくとおつきさまはすっかり仲良しに。 湖に落ちたおつきさまを助け、 夜明け前にぼくのうちへと連れて行きます。 一緒にピアノを弾き、ワルツを踊り、 ぼくの好きな本を読み、食事をして、眠ります。 昼の間にぼくはもうひとりのともだちに出会い、 最高に素敵なめぐりあいを喜びます。狐と人との触れ合い「手ぶくろを買いに」
人間を恐れていた母狐でしたが、子狐が間違って狐の手を出しても、お店の人が捕まえなかったことを知り、本当は人間はいい人なのかもしれないと思います。人間と動物のありかたも考えさせてくれますね。
作者の新美南吉は「ごんぎつね」などほかにも有名な本を作りました。30歳の若さで結核でなくなりましたが、その人生の中で作り出した数々の絵本は、美しい日本語で語られていて、子どもに読み聞かせたいと思う親たちから、今も支持され続けています。

手ぶくろを買いに|絵本ナビ : 新美 南吉,黒井 健 みんなの声・通販
狐の親子の住んでいる森に冬がやってきました。母ぎつねは冷たくなった子ぎつねの手にあう毛糸の手袋を買ってやろうと思います。 でも昔、町へ出かけたときの怖い出来事を思い出して足が進まなくなった母ぎつねは、しかたなく、子ぎつねをひとりで町へ行かすことに。
新美南吉の文章は声に出して読んで心地よく、黒井健のイラストは美しく幻想的です。日本の誇る、名作中の名作。 ふと気持ちが寒くなってしまった冬の日に、心を暖めてくれる、本棚に揃えておきたい一冊です。一度は読みたい「100万回生きたねこ」
100万回も飼い主が変わり、死んで生きてを繰り返し、愛を知らずに生きていた猫が、のら猫になりました。そして出会った真っ白なメス猫に初めて恋をしました。子どもができ、家族もできました。幸せだったとき、自分が愛し、自分を愛してくれたメス猫が死にました。100万回死んでも生き返り、愛を知らなかった猫が、悲しくて辛くて、もう生き返ることはありませんでした。
子どものために読んだけど「これは大人向けの本だ」という口コミも多いですね。

(数ページ読める)100万回生きたねこ|絵本ナビ : 佐野 洋子 みんなの声・通販
100万回も死んで、100万回も生きたねこがいました。 王様、船乗り、手品使い、どろぼう、おばあさん、女の子・・・ 100万人の人がそのねこをかわいがり、100万人の人がそのねこが死んだときに泣きました。 あるときねこは誰のねこでもない、のらねこになりました。 自分が大好きなねこは、めすねこたちにちやほやされて有頂天になりますが、 一匹の白く美しいねこに魅せられます。 やがて子どもが生まれ、自分よりも大切な家族を持つことに。そして・・・。 100万回死んでも悲しくなかったねこは、はじめて愛することを知り、愛する者を失って涙を流すのです。
これはひょっとすると大人のための絵本かもしれないが、真に大人のための絵本ならば、子供もまた楽しむことができよう。それが絵本というものの本質であるはずだ。そして『100万回生きたねこ』は、絵本の本質をとらえている。――週刊朝日書評より寝る前に知識を!6歳向け勉強になる本

「チックタック じかんってなあに?」
「時間ってなに?」と子どもに聞かれたら、どう説明すればよいのか困ってしまうママもいるでしょう。目に見えないし、口で説明しにくいですよね。でもこの本があれば、赤ちゃんが育って大きくなり、ママやパパになって、おばあちゃんやおじいちゃんになってと、人の時間の流れも教えてくれます。
作者のベス・ユーマン・グレイクも絵のハーベイ・ワイスも、ともにニューヨーク生まれ。世界中の子どもたちに向けた絵本を作っています。

チックタック じかんってなあに?|絵本ナビ : ベス・ユーマン・グレイク,ハーベイ・ワイス,もり ひさし みんなの声・通販
一秒、一分、一時間といった時間の長さや過去、現在、未来であらわされる時間軸について、優しい語り口で教えてくれる絵本。
分かりやすいと評判「十二支のはじまり」
「十二支のはじまり」は、子どもに分かりやすいように干支について説明してくれます。どんな12の動物がいるのか、順番はどうなのか、可愛らしい絵でユーモアたっぷりに教えてくれます。自分はどの干支なのか、ママはパパはどの干支なのか、動物が分かると、それだけでも何だか楽しくなってしまいますよね。
作者のやまちかずひろは、ロシアの人気絵本「チェブラーシカ」の日本語版も手掛けています。絵の荒井良二は、多くの絵本を描き、賞も受賞しています。音楽活動もするマルチタレントな方です。

十二支のはじまり | 小学館
毎年、年末になると話題になる十二支。どんな動物がいて、なんであの順番になったのか? そんな疑問をもつ子どもたちに、十二支をわかりやすく伝えるゆかいな絵本。荒井良二氏のいたずら心いっぱいの絵が魅力的。
初めての伝記に「ライト兄弟」
お父さんが買ってくれたおもちゃの飛行機で遊び、自分たちでも凧や飛行機を作ってみて、どんどん改良して自分たちが乗れるような飛行機まで作ってしまった、そんな兄弟の話は、子どもたちにも身近で、なんだか自分もできそうな気持にさせてくれます。
「伝記絵本ライブラリー」という偉業をなした人たちについて書かれた絵本がまだありますので、子どもにあった偉人を選んであげることもできますよ。
寝る前が楽しみになる6歳向け絵本

「エルマーのぼうけん」シリーズ
エルマーが旅に出るためにリュックに入れたのは、チューインガム、桃色の棒付きキャンディー2ダース、輪ゴム1箱、黒いゴム長靴、磁石1つ、虫めがね6つ、違った色のリボン7本、「クランべり行き」と書いた大きなからの袋などなど。何の役に立つのだろうかと思ってしまうこれらの物が、旅の途中でうまく使われていきます。
子ども心をくすぐるこの絵本を読めば、自分が主人公になった大冒険の夢が見れそうですね。

エルマーのぼうけん|絵本ナビ : ルース・スタイルス・ガネット,ルース・クリスマン・ガネット,渡辺 茂男 みんなの声・通販
これは僕の父さん、エルマーのお話です。エルマーがまだ小さかった頃、ある冷たい雨の日に年取ったのら猫に出会いました。エルマーはのら猫から、どうぶつ島に捕らえられているかわいそうなりゅうの子の話を聞き、助けに行こうと決心します。リュックの中に、チューインガム、桃色の棒付きキャンディー2ダース、輪ゴム1箱、黒いゴム長靴、磁石1つ、虫めがね6つ、違った色のリボン7本、「クランべり行き」と書いた大きなからの袋……などなどをつめて、猫といっしょに船の待っている港に向かいました……。
「おしりたんてい」シリーズ
内容もしっかり楽しめる内容です。絵本に書かれているストーリーや証言、時間などを考慮して、子どもが自分で推理したり、迷路に挑戦したりして、正に探偵になった気分です。イラストも細かく書き込まれていて、毎回違った発見もあり、じっくり見たり調べたりする力も育ててくれそうですね。
そしてお尻探偵の「しつれい こかせていただきます」という決めゼリフが何とも面白く、格好いいのか悪いのか、子どもに大人気です。楽しく推理できる絵本で、スッキリした気分で寝ることができますね。

おしりたんてい ププッ レインボーダイヤを さがせ! (単行本) | トロル |本 | 通販 | Amazon
「こんどのじけんは、ゆうかいですか…」 一度見たらわすれられない、エクセレントな名探偵に また、事件を告げる依頼の電話が…。 こんかいは、大金持ちのかめのこうじさんのむすめさんが、 さわわれた! かぎをにぎるのは、まぼろしの「レインボーダイヤ」 いったい、犯人の目的とはなんなのか?
こんどの事件もププッとかいけついたします。大人気なぞとき絵本第二弾。「からすのパンやさん」シリーズ
4匹の子どもの世話でパン屋の仕事が回らなくなってしまったお父さんとお母さん。お店は散らかって、お客さんも来なくなってしまいました。貧乏になって、売れ残ったパンや焦げパンは、子どもたちのおやつに。その子たちのおやつが評判になり、お客さんが増えてきました。カラスの一家はみんなで協力してパンを作ります。
忙しいお父さんとお母さん、元気いっぱいの子どもたち、大変だけど幸せな一家を見ながら、読んでいるママもほっこり幸せになって、明日もがんばろうという気持ちになれますね。

からすのパンやさん (かこさとしおはなしのほん (7)) | 加古 里子 |本 | 通販 | Amazon
カラスの町「いずみがもり」にある、1軒の売れないパン屋さん。お父さんお母さん、4羽の子ガラス、家族みんなで、楽しい形のパンをどっさり焼いた。パンを買いにやってきたカラスの子ども、おじいさん、おばあさん、そしてなぜか消防自動車、救急車、テレビのカメラマンまでやってきて森は大騒ぎに…。 思わず目を奪われる「たのしい おいしい パン」の見開きページには、80種類以上ものパンが描かれている。いちごパン、ゆきだるまパンなどなじみのある形のものもあれば、ヘリコプターパン、はぶらしパン、さざえパンなどなかなかパンにしないような形のものまで、こんがりと色づいて並んでいる。
集まってくるたくさんのカラスたちも、ひとりひとりが実に個性的。すましていたり、怒っていたり…おばあさんカラスにはしわもあるし、お嫁さんカラスだっている。パンのページを堪能したら、ぜひ「もう一度からすたちの表情をみて笑ってください」(著者「あとがき」より)まとめ
忙しくて時間がないママも、寝る前は子どもと一緒にベッドに座り、同じ絵本を覗き込んで同じ世界に浸ります。仕事から帰ってきたばかりのパパが、絵本だけは一緒に読むというのもいいですよね。親子の大事な時間になりますよ。
子どもの興味にあった絵本を選んで、素敵な夜にしてあげましょう!
![寝る前はママと絵本を読もう!子どもへの効果やおすすめの絵本を紹介 - teniteo[テニテオ]](https://cdn.clipkit.co/tenants/397/item_links/images/000/144/033/medium/e3dd86d7-4f0a-42ab-84b1-cef8919dd9ce.jpg?1545356699)
寝る前はママと絵本を読もう!子どもへの効果やおすすめの絵本を紹介 - teniteo[テニテオ]
寝る前の寝かしつけに絵本を読むのは、子どもにとってよいというけれど、いつから始めていいの?読むときの環境は?どんな風に読んだらいいの?絵本は、子育てを楽しくするコミュニケーションツールとして気軽に考えてみましょう。やってみると意外にママにもよいことばかり。寝る前の絵本の読み聞かせを始めてみましょう。