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ベビーシャワーのスマートな断り方!参加したくない理由や対応方法

ベビーシャワーのスマートな断り方!参加したくない理由や対応方法

最近流行の兆しを見せているベビーシャワーを知っていますか?赤ちゃんとママのための素敵なパーティーですが、文化の違いから「受け入れられない」と感じるママも多いようです。今回はベビーシャワーのコンセプトや内容とともに、お誘いを断るスマートな方法についてもお伝えします。

アメリカ発祥の「ベビーシャワー」とは

赤ちゃんが産まれる前のパーティー

アメリカが発祥の地だといわれている「ベビーシャワー」。近年日本でも、モデルさんや女優さんがベビーシャワーの様子をインスタグラムにアップしたことから、知名度が高まりました。

ベビーシャワーは妊婦さんとそのお腹にいる赤ちゃんを主役にしたパーティーで「産まれてくる赤ちゃんにシャワーのような愛情を降り注ごう」というコンセプトのもとおこなわれます。

日本では出産後にお祝いするのが主流ですが、アメリカではこのベビーシャワーで産前にお祝いするのが主流。これは産後はママがバタバタしていてゆっくりお祝いできないことや、産前に経験者から出産や育児のアドバイスをもらう機会を設け、落ち着いて出産に臨むためだとされています。

ベビーシャワーをおこなう時期や場所

ベビーシャワーは主役の妊婦さんが安定期を迎える、妊娠7~9カ月頃におこなわれるのが一般的です。

開催場所は妊婦さんや主催者の自宅を初め、最近ではベビーシャワー向けのプランを出しているレストランやホテルも増えてきていることから、そういった料理の手間が省ける会場を選ぶケースも珍しくありません。

またアメリカでは、気候のよい季節に家の庭でベビーシャワーをおこなうのもポピュラーな方法です。日本にはそこまで大きなお庭のある一般家庭は珍しいので、ガーデンベビーシャワーをおこなう場合は、オープンスペースの広いカフェなどを貸し切りにすることが多いでしょう。

どの会場を選ぶ場合も、妊婦さんの負担にならないか、を第一に考えるのが大切です。

どんなことをするの?

ベビーシャワーはパーティーですので、お茶や食事しながら会話を楽しむのが基本です。一般的なパーティーと違うところは、赤ちゃんの誕生がもっと待ち遠しくなるようなゲームがおこなわれること。

赤ちゃんの性別を当てるゲームや、離乳食を食べて中身を当てるゲーム、妊婦さんの腹囲を当てるゲームなど、出席者みんなで楽しめる様々なゲームが準備されます。

そしてゲームのあとはお楽しみのプレゼントタイム。産後に必要になるベビー用品や、妊婦さんが欲しいものを出席者が準備し、プレゼントします。受け取った妊婦さんは、出席者が見守る中プレゼントを開封し、みんなで「可愛いね」「新生児の服ってこんなに小さかったんだ」と盛り上がるのが醍醐味です。

ベビーシャワーを受け入れられない人も多い

プレゼントなど金銭的な負担が大きい

日本でも流行の兆しを見せているベビーシャワーですが、日本人の中には「受け入れられない」と感じる人も少なくありません。

第一の理由は、金銭的な負担が大きいこと。レストランなどで開催する場合は食事代がかかりますし、会場のデコレーション費用やゲームにかかる経費などを会費として徴収されることも珍しくありません。さらに多くのベビーシャワーではドレスコードが設けられていることも多いため、手持ちに合うものがない場合は購入することも。

妊婦さんへのプレゼントは「出産祝いの前払い」と考えれば負担はそう変わらないかもしれませんが、ベビーシャワーに出席すると、プレゼント以外の面でも色々と出費がかさむため「産後の出産祝いでいいじゃない」と考える人も多いようです。

幹事になったら準備が大変

ベビーシャワーは基本的に、妊婦さんが自ら企画するものではありません。さらに言えばパパや家族が主催するのも控え、友人など第三者がおこなうべきとされています。

なぜならベビーシャワーは妊婦さんがプレゼントをもらう会です。受け取る本人がその算段をするのは、いただけないですよね。

幹事の仕事は出席者や会場をリストアップし、招待状を送るところから始まります。そして当日の会場の飾りつけや食事の準備、ゲームの進行まで一手に引き受けるため、幹事の働き次第でベビーシャワーの満足度が左右されると言っても過言ではありません。

「素敵なパーティーにしてあげたい!」と思っていても、自身もママだったり仕事があったりする幹事が、これだけの大役をこなすのは大変ですよね。

そもそも出産前に祝うことを受け入れがたい

日本ではかねてより出産前にお祝いを渡すことはタブーとされてきました。妊娠や出産は最後までなにがあるかわからないものですから、最悪の事態を考えてのことですね。

妊娠中にお祝いをするベビーシャワーはこの考え方と相反するため、日本文化に慣れ親しんだ人にとっては受け入れがたいのも無理はありません。

またベビーシャワーの必需品ともいえる妊婦さんへのプレゼントも、最近では妊婦さんが作った「欲しいものリスト」の中からプレゼントを選ぶ、というアメリカ式が取り入れられ始めました。

プレゼントを選ぶ苦労がない反面、贈る相手に値段が伝わることやプレゼントを催促されているように思えて気が進まない、と感じる人も多いようです。これも文化の違いといえますね。

ベビーシャワーに誘われたときの断り方

残念な気持ちや相手への思いを伝える

先ほどお伝えしたように、赤ちゃんの誕生を待ちわびながら、ママの不安も解消できる素敵な会である反面、出席に負担を感じる人も少なくないベビーシャワー。お誘いを受けたけれど気が進まない、というママもいることでしょう。

気が進まないならば無理に参加する必要はありませんが、お断りするときには「出席できないけれど、赤ちゃんの誕生を楽しみにしている」「参加できなくて残念。産まれたら顔を見に行くね」といった、相手への気遣いの言葉や赤ちゃんの誕生を楽しみにしている気持ちをきちんと伝えるようにしましょう。

もし出産前にお祝いするベビーシャワーのコンセプト自体に疑問を抱いていても、そこに対して疑問を投げかけるなど、口出しするのは控えましょうね。
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