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キルギス在住ママが解説!キルギスの文化と子どものイベント

キルギス在住ママが解説!キルギスの文化と子どものイベント

この日はみんなお姫様!国際女性デー

私がもっとも楽しみにしているのが3月8日の「国際女性デー」です。この日は女性であれば赤ちゃんでもおばあちゃんでも、みんなから優しくされるという素晴らしい日です。

その分男性たちは大変で、家族だけでなく職場の女性にもケーキや花のプレゼントを準備しなければいけません。パパは料理や掃除、洗濯など家事一切を引き受けてくれ、さらにプレゼントまでくれるのでその日は一日お姫様さながらの気分で過ごせます。

娘の幼稚園でも女の子はドレスを着て行き、女性の日を祝うイベントを行います。まだ女性の日の感覚がなく、ロシア語もままならなかったころ、ドレスを着せてくださいという通知が読めず、普段着で行って先生に怒られた覚えがあります。

クリスマスがない旧ソ連の国々

世界中の子どもたちが待ち望んでいるイベントといえばクリスマスですね。しかし、キルギスに来て「クリスマスなんてない」という言葉に衝撃を受けました。12月になると「クリスマスツリーのようなもの」が街中に立ち始めますが、パパいわくこれは「新年の木」なんだそうです。

ロシア正教の暦で動くキルギスではこの木は1月7日まで飾られます。当然12月25日は普通の日でプレゼントもサンタもありません。ちなみにサンタのような人はいて「ジェットマローズ」という名前で存在しています。こちらは1月1日の朝にプレゼントをくれるようです。

ただ、サンタの居住地はキルギス共和国という研究結果がスウェーデンで発表されたこともあり、今でも私はもやもやしてしまいます。

まとめ

その国その国によって様々な文化やイベントがあるものですが、キルギス共和国の場合は独自の文化にロシア文化が混ざっていて興味深いですよね。それでも海外で暮らしていると、日本行事の趣や厳かさに改めて感心させられます。

幼いころから培ったイメージはなかなか払しょくできないもので、キルギスで何度新年を迎えてもツリーとケーキとプレゼント、そして花火が打ちあがるお正月には慣れません。お気に入りのイベントもあればそうでないものもありますが、まだ書ききれないキルギスの真実がありますので、またご紹介出来たらなと思います。
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