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驚き満載!現地ママの体験から見るキルギス共和国の子育て

驚き満載!現地ママの体験から見るキルギス共和国の子育て

子育てライフ、楽しんでいますか?毎日必死に子どものお世話に励むママが多いことでしょう。日本から遠く離れた中央アジア地域、旧ソ連の一つキルギス共和国にも子育てに奮闘するママがいます。ある出会いからキルギスに嫁ぎ、キルギス文化にもまれながら妊娠・出産を体験したママの海外育児体験をご紹介します。

キルギスに嫁いで出産して育児に奮闘!

1)キルギスはどんなところ?海外育児の日常

ロシア文化と独自の文化が融合した国「キルギス共和国」。観光地で有名な「イシククル湖」を有する自然豊かな土地である一方、都市部はインフラが整い住みやすい街なのだそうです。現地の人々の顔立ちは日本人とよく似ていて、外国人として浮くことなく気疲れしないそうですよ。

ロシア人バレエダンサーと結婚して2人の女の子を育てるママは、故郷である日本のことも子どもたちに知ってもらいたいと、首都ビシュケクにある「日本センター」で日本文化に触れる機会を作っているそうです。ここでは季節ごとの行事などを体験できるとのことで、楽しそうな様子がうかがえます。

2)気になるキルギスのマタニティ事情

初めての妊娠・出産は誰でも不安なものです。ましてや、海外でそれを体験するとなると不安はさらに増大でしょう。キルギスでの出産はキルギス人でさえ「危ない」と口にするのだから驚きです。しかし、キルギス人は子だくさんなので、タフな妊婦さんが多いのでしょうね。

キルギス在住6年目のママは2人のお子さんのどちらとも国内で出産されました。日本とは違う妊婦健診や出産準備、産後の育児に、何度も壁にぶつかったようです。それでも郷に入っては郷に従え、お姑さんに言われて産後すぐにトイレトレーニングを始めると、話すよりも先に完了してしまったのだそうです。

3)日本とどう違う?幼児の環境

知らない土地で暮らすとなると物価や治安が気になるところですが、子を持つママだと子どもを取り巻く環境についても心配ですよね。一言で表すと、キルギス人は子どもにはとても「甘い」ようです。キルギスでは泣いている子どもにはお菓子をあげるという習慣が根づいているそうで、加えて虫歯予防に対する意識も薄いそうです。

幼稚園はどんな様子かというと、保育園のような面もあり、子どもを夜まで預かり夕食も提供してくれるのでママは大助かりなのだそうです。他に日本と異なる点は、幼児期から新体操とバレエの習い事に真剣に取り組むところです。芸術環境は一流ですね。

4)文化の違いを実感!子どもにまつわるイベント

海外に行くと食や住まいなど様々な面から日本との文化の違いを認識し、驚きますよね。キルギスと日本では子どものお祝い一つとってみても、まったくその様相が異なります。

キルギスではなんと赤ちゃんお披露目の際に、拝観料のごとくお金を取るとのこと。現地に住むママの体験によると、お披露目のタイミングでなくとも、外出中に知り合いに会い、その人が初めて赤ちゃんを見る場合であるとお金をくれるそうです。

さらに1歳のお祝いでは、その子が将来速く走れるようにと大人たちでかけっこをするそうです。キルギス人の赤ちゃんを尊い存在だと考え、大事に思う心が感じられますね。
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