五感を育む「貼り絵遊び」を楽しもう!元保育士が紹介する遊び方3選
「貼り絵遊び」は、折り紙とのりがあれば簡単に楽しむことができます。楽しく遊ぶだけではなく、「貼り絵遊び」は脳の活性化や五感を育む要素もあることを知っていますか?ここではなぜ「貼り絵遊び」が子供の成長を促すのかや、遊び方をご紹介します。手づくりおもちゃなども出てくるので、参考にしてみてください!
「貼り絵遊び」は子どもの成長を促す
指先の感覚を養い脳の活性化に!
大人なら簡単にびりびりとちぎることができますが、子どもにとって「紙を指先で持ち、両方の指先が違う動きをして紙をちぎる」という動作はとても難しいものです。
それに加えて、ちぎった紙に指先ですくったのりをつけ、台紙に貼るという作業もあるので、指先の感覚を養うことができ、一つ一つの動作によって脳が活性化されます。
ちぎって、のりをつけ貼る、という動作を何度も繰り返すことによって楽しみながらも成長を促すことができるので、知育遊びともいえますよ。
「視覚」「触覚」などの五感が育まれる
「貼り絵遊び」は紙のツルツルした面やザラザラした面を知ることで「触感」が刺激され、色とりどりの折り紙を使うことで「視覚」を刺激します。また、紙をちぎるときのビリビリとした音も「聴覚」を刺激し、五感が育まれていきます。
五感はその時々の記憶と結びつけられることが多いので、音や匂い、見た色などを遊びながら自分の中に吸収していくのです。
使う紙によって触り心地や、匂いなどちょっとした変化に子どもは誰よりも早く気づくので、いろいろな素材を使って楽しんでみるとよいでしょう。
簡単にできる「貼り絵遊び」を楽しもう!
子どもが大好きな「果物」の貼り絵
1.折り紙をびりびりに破る
私が保育士だったときは、子どもたちに好きな果物を聞いてから、下絵の準備をして貼り絵遊びを楽しんでいました。自分の好きな果物が完成したときの喜んだ笑顔は今でも覚えています。
貼り絵遊びの初心者編として、果物は一色使いで空白を埋めやすいので試してみてくださいね!