3~4歳向けのおもちゃの片づけ術!親子で始められる収納アドバイス
3~4歳になると、子どもがおもちゃで遊ぶ時間も長くなってきます。機嫌よく遊んでくれるのはよいけれど、散乱したおもちゃの片づけが憂鬱というママもいますよね。今日から子どもと一緒に片づけを始めてみましょう。そこで今回は、パリに住む整理収納アドバイザーが3~4歳向けのおもちゃ片づけ術についてご紹介します。
片づけを始める前に親子で考えてみよう
まずは子どもの性格とできることを把握
我が子にぴったりの片づけ方法を見つけるためには、まず子どもの性格とできることを把握する必要があります。同じ年齢の子どもでも、細かく分類するのが得意なタイプと大雑把なタイプ、特定のおもちゃにこだわりはあるけれどそれ以外は適当なタイプというように様々です。
また、体格によって届く高さも違ってきますし、持てるものの重さも子どもによって変わってきます。判断に迷ったら「ここは届く?これは持てる?」というように子どもに聞いてみましょう。おもちゃの収納は子どもの使いやすさを第一に考えたいですね。
どこでどのおもちゃを使うのかを考える
せっかく子ども部屋におもちゃを片付けたのにも関わらず、リビングにおもちゃを引っ張り出してきて遊ぶ光景も珍しくありません。リビングで遊ぶ時間が多いのであれば、リビングにおもちゃ収納を用意しましょう。
カゴや箱などを用意して、そこにまとめておもちゃを放り込めるような収納であれば、子どもが一人でも簡単に片づけられるはずです。我が家ではリビングに100円ショップで見つけたランドリーバッグを用意して、そこに娘がリビングで遊ぶおもちゃを収納しています。
片づけが楽しくなる3~4歳児向けの片づけ方法
よく遊ぶものとあまり遊ばないものを分類
あまり遊ばないものの中で、本当にもう使わないようなものがあれば箱に入れて物置に片づけます。機会があれば子どもの了解を得てから誰かにあげたり、処分したりするのもよいでしょう。
収納するとき、あまり遊ばないおもちゃは奥の方へ収納し、よく遊ぶおもちゃは取り出しやすい手前の方へ収納すると、子どもにとってもお気に入りのおもちゃを取り出しやすく片づけやすいはずです。
子どもは好奇心旺盛なので、お気に入りのおもちゃも不定期に変わります。その都度、よく遊ぶおもちゃとそうでないものについて見直したいですね。
収納グッズは家にあるもので代用できる
まずは靴の空箱や段ボール箱などを収納に役立てるのもおすすめです。娘が3~4歳のころは荷物の空き箱の周りにフェルト生地を張りつけ、おもちゃ収納ボックスとして使っていました。
今でもお菓子の空箱や靴箱はお絵描きグッズや小物の収納に活躍しています。箱の周りにマスキングテープを貼ってリメイクしたり、子どものお絵描きを箱側面に張ったりすれば、オリジナルの収納箱になるのも楽しいですね。
片づけができたら小さなご褒美をあげる
「きちんとお片づけしたらシールを一つ貼ろう」というように、ご褒美シール制度を取り入れてみるのも一案です。子どもの好きなキャラクターもののシールであれば、さらにモチベーションがアップするかもしれませんね。
3~4歳は完璧な整理整頓を目指すより、片づける習慣を身につける点に重点を置くようにしましょう。片づけの習慣が身につけば、年齢とともに見た目にもきれいな片づけが実践できるようになりますよ。
まとめ
現在6歳になるうちの娘も、4歳ぐらいからおもちゃの片づけを教えた結果、今では「寝る前に片づけようね」と私が声をかけるだけで自分なりに一人で片づけられるようになってきました。小さなころから身につけた習慣の大切さを実感しています。
まずは子どもが一人で片づけられるおもちゃ収納を考えてみましょう。