女の子が空手を習いたいと思ったら?基礎知識や流派選びのポイント
空手発祥の地である沖縄三大流派
空手はもともと、首里や那覇、泊方面で盛んであり、その地域名を冠して呼ばれていました。少林流とは、首里士族の間で発達した「首里手」と、泊地域で発達した「泊手」の流れを汲んだものといわれています。
剛柔流は那覇地域の「那覇手」から受け継がれており、この少林流と剛柔流ができたのちに上地流が誕生しました。
流派は違えども「戦わずして勝つ」という沖縄空手の本質はどれも同じです。自分から争いごとを起こさず、ときには自分や周りを守れるよう日々心身ともに鍛えるのが、沖縄空手なのです。
流派はどのように選べばよいの?
流派を選ぶ際には、まず「実践空手(直接打撃)」か「伝統空手(寸止め)」かを選びます。打撃が強くなりたいという子どもには、実践空手の流派(極真空手など)を選ぶとよいと思います。
「伝統空手」を習いたいのであれば、四代流派から選ぶのがおすすめです。四代流派は最も主流の流派のため道場も数多く存在します。引っ越しなどの場合でも、新しい土地で同じ流派の道場がある可能性も高いです。長く続けることや痛いのが苦手という子どもは四代流派から選ぶとよいですよ。
各流派の特徴を踏まえた上で、子どもに合った流派選びをすることが大切です。
まとめ
成長していくにつれ、学校や日常生活で様々な嫌なこと、危険なこと、辛いことに遭遇することがあるかもしれません。そういったときに少しでも自分の身を守れる強さや、強い精神力を持っているのといないのとではまったく違います。
だからこそ、心身ともに鍛えられる空手は、女の子の習い事としても人気があるのだと思います。子どもが楽しく、長く空手を続けられるよう、子どもに合った流派や道場が見つかるとよいですね。
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