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子どもの身長が低くて心配。これって病気?身長を伸ばす方法は?

子どもの身長が低くて心配。これって病気?身長を伸ばす方法は?

身長を伸ばす5つの栄養素を紹介します。

カルシウム
骨の芯であるコラーゲンを支える役目。継続して摂ることが重要です。
[多く含む食材:乳製品、海産物、野菜]


マグネシウム
骨の強度を高めます。身体の機能調整にも欠かせません。
[多く含む食材:豆類、魚介類、種実類]

ビタミンD
カルシウムの吸収をスムーズにし、カルシウムを骨に沈着させます。
[多く含む食材:きのこ類、魚介類]

たんぱく質
骨の芯となる部分はコラーゲンというたんぱく質の一種からできています。骨の強度を高めます。
[多く含む食材:肉類、魚類、豆類]

亜鉛
骨の助長を助ける栄養素。代謝をスムーズにし、質の良い骨を作ります。
[多く含む食材:魚介類、肉類、豆類]

縦方向の刺激を与える適度な「運動」

身長を伸ばすためには適度な運動が欠かせません。成長ホルモンは運動スタートから約15分後〜終了後3時間まで分泌されます。身体を動かすことで物理的な刺激が骨に伝わり、、その影響で軟骨の増殖が活性化されるといわれています。

身長を伸ばすには、縦方向の刺激を与える運動が効果的で、「バレーボール」「バスケットボール」「水泳」「縄跳び」などが、子どもの身長を伸ばす目的の運動として考えられます。

ただし過度な運動は、筋肉の疲労回復に栄養素や成長ホルモンの力を使ってしまうため、おすすめできません。また一部に負荷がかかる運動(器械体操、ウエイトリフティングなど)も、軟骨を痛めるため、成長期には骨の成長を妨げてしまうという懸念があります。

成長ホルモンが作用する十分な「睡眠」

身長を伸ばす方法として欠かせないのが「睡眠」です。昔から「寝る子は育つ」といいますが、これは迷信ではなく、科学的な根拠があります。

睡眠中、成長ホルモンは絶えず分泌されています。実際にたくさん眠ることで成長ホルモンが分泌されるため、グングンと身長が伸びるのです。しかし、単に眠るだけでは十分な成長ホルモンの分泌は期待できません。

身長を伸ばすために効果のある睡眠方法としては、眠気を誘うホルモン「メラトニン」の分泌を促すため、就寝1〜2時間前にはTVやインターネットは控え、部屋の明かりを徐々に暗くするとよいでしょう。

また、就寝前の食事や間食も睡眠時の成長ホルモンの分泌を妨げます。就寝2時間前以降は食事やおやつを控えるようにしましょう。

まとめ

子どもの身長は遺伝や病気がすべての原因という訳ではありません。また、伸びないと悩みを抱え込まずに、食事や運動、睡眠などの日頃の生活習慣の改善をまずは試みてはいかがでしょうか。

また、病気が原因の場合、一部はホルモン治療を行うことである程度は身長を伸ばすこともできるようです。成長曲線を常にチェックしておきましょう。

ホルモン治療は3歳くらいからスタートできるといわれています。成長曲線を下回っているようなら、まずはかかりつけ医に相談してみましょう。
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