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後ろに進むずりばいも個性!親子で安全に楽しめる練習法と注意点

後ろに進むずりばいも個性!親子で安全に楽しめる練習法と注意点

ずりばいの楽しい練習方法と注意点

部屋の安全を確認してから練習しよう

ずりばいが始まると、赤ちゃんは自分の意思で動き回ります。ずりばいでおもちゃを取りに行ったり、大好きなママに近寄ったり、今までとは異なる世界を見ることができて冒険しているような楽しい気分になるでしょう。

赤ちゃんが楽しくずりばいをするために、いくつか気をつける点があります。「床をきれいにする」「電池や小さな物を片付けておく」「ふかふかの布団など柔らかすぎる場所を避ける」「授乳や食事後すぐは行わない」などに注意しましょう。

またタンスやテレビボードなど家具の角がとがっていないかや、きちんと引き出しが閉まっているかについても、あらかじめ確認するとよいでしょう。部屋の安全を確認してからずりばいをすれば、赤ちゃんが怪我をするリスクが低くなりますよ。

赤ちゃんの足の裏をママがそっと押してみる

赤ちゃんがずりばいで後進してしまう場合は、ママやパパなど大人がお手伝いするとよいでしょう。何度も繰り返し練習することで赤ちゃん自身も体の使い方を覚えていき、ずりばいが上手になるでしょう。

ずりばいで後進してしまう理由には、「腕の筋肉が足の筋肉よりも少ない」ことがあげられます。この場合、ずりばいで進もうとしてもお尻だけが上がってしまい、後進してしまうケースが多いようです。

そんなときは、ママやパパがそっと赤ちゃんの足の裏を押してみましょう。赤ちゃん自身がキックして前進することで、前進するときの足の使い方や感覚をつかめるようになるそうです。このように足と腕の力のバランスが取れていない場合は、足の裏を押してあげるとよいかもしれません。

好きなおもちゃで誘ってみるのも手

ずりばいの練習をするときは、好きなおもちゃを使って誘うとよいでしょう。お気に入りのおもちゃやテレビのリモコンなど、赤ちゃんが自分から触りたくなるような物を選びましょう。

まずは赤ちゃんをうつぶせにし、手を伸ばせば届く位置にお気に入りのおもちゃを置きます。前に進ませようとして赤ちゃんから遠すぎる位置に置くと、赤ちゃんがやる気を失ってしまうことがあるので注意しましょう。

最初は手の届く距離からはじめて、少しずつ距離を広げましょう。おもちゃが取れたときには、「すごいね」「頑張ったね」などの声かけも忘れずにするとよいでしょう。自分の力でおもちゃを取れたという自信になり、赤ちゃんがもっとずりばいをしたいと思うきっかけになるかもしれませんよ。

まとめ

赤ちゃんがずりばいをしなかったり、後進したりしている姿を見ると、発達に問題があるのか心配になってしまうママもいますよね。

赤ちゃんがずりばいで後進してしまう理由は、体の使い方が十分に分かっていないことが多いようです。発達に問題があるわけではなく、赤ちゃんが試行錯誤しながら進もうとしているので温かく見守るようにしましょう。

赤ちゃんと一緒に楽しく遊びながら、ずりばいの練習方法を試していただければと思います。もし違和感があるようならば、医師に相談することも視野に入れてくださいね。
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