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2歳児の子育てでできる教育。発達や言語教育、運動能力のアップ方法

2歳児の子育てでできる教育。発達や言語教育、運動能力のアップ方法

2歳ごろになると言語面だけでなく運動面でも発達がみられるようになります。発達段階にあう言語教育とは?運動能力を高めるためにできることは?と、2歳頃の教育方法について知りたいと思うママも多いことでしょう。2歳児の発達から言語教育のコツや運動能力のアップ方法まで詳しく紹介していきます。

2歳児の子どもはどのような発達をするの?

2語の単語のつながりが話せるようになる

2歳頃は、特に子どもによって発達に個人差がみられる時期です。ついつい発達の早い子と比べてしまい心配になることもあるでしょう。たとえ上手く言葉が出てこなかったとしても、身振り手振りで伝えたいという気持ちが見られたら焦らず見守ることが大切です。

2歳頃でも発達が早い子は文章を話すこともありますが、一般的な目安は「マンマ、いる」「ブーブー、きた」など2語が話せるくらいで十分です。2歳頃は、興味があるものを言葉で伝えようとする傾向があり、同じ言葉を繰り返すのもよくあることです。

友達と比較して「言葉が出てこないけど大丈夫?」と心配せず、神経質になりすぎないことが大切です。気になることがあれば小児科の先生に相談してみるのもおすすめです。

行動範囲が広がり、ジャンプや回転もできる

2歳ごろは自分でできることが増え子どもの行動範囲が広くなります。自分が行きたい場所へ走っていってしまったり、身の回りのことを自分でやりたいと言ってきかなかったり、自我が芽生え子育ても難しい時期です。

好奇心旺盛で、外出すると動きが活発で追いかけるのも大変になります。運動能力も活発になり、遠くへジャンプしたり、高いところから飛び降りたり、回転もできるようになります。「すごいね!」や「かっこいいね!」と褒められると、ますますやる気をだし運動能力を伸ばしていくことができるでしょう。

行動範囲が広がると、ルールを教えてあげることも大切です。道路に飛び出したり、公共の場で騒いだりしないよう、危ないときや周囲の迷惑になることがないよう声をかけていきましょう。

イヤイヤ期とも呼ばれる?自我が芽生える

2歳頃は言葉や運動面だけでなく心の成長の過程として自我が芽生えてきます。「自分でやりたい!」や「自分が思うようにやってみたい!」と言葉で上手く伝えられないこの時期、ママの言うことに「イヤイヤ!」と抵抗してしまうのです。

外出中、歩いてほしくても「イヤ!」と大声で泣いて抵抗されると、ママも疲れてしまいますね。こんなときは、きつく叱ると逆効果になることがあります。時間をかけて受け止めてあげると、自分を認めてくれる安心感につながり、将来的に思いやりのある子に成長していくでしょう。

2歳児は自己主張したいという気持ちがあっても、上手く言葉で伝えられないために想いを身体を使って表現しようとします。成長の過程を理解して気長に付き合ってあげることが大切です。

お外遊びで運動能力をアップさせよう!

教室よりも外遊びの方が良いという意見も

運動能力を高めたいと、体操教室に通わせるママも多いですよね。先生から、身体の動かし方を学べるので運動のルールを覚えるには効率的です。先生にお任せできるので安全かもしれませんが、室内の運動では決められた動きになってしまうことや待ち時間が長いというデメリットがあります。

2歳頃の運動能力が急激に発達する時期は、動きの形に入れるのではなく自由な動きが大切です。自然の中にデコボコや坂のある場所にキャンプに出掛けたり、自由に遊べる広い公園に連れて行ったりして子どもが好きなように体を動かせる環境をつくるとよいですね。

外でしっかり遊び運動能力が発達していれば、成長して特定のスポーツをしたとしても高いトレーニング効果が期待できるでしょう。

鬼ごっこやブランコ等の公園遊びをしよう!

運動能力が発達する2歳頃、公園でやっておきたい遊びはどのようなものでしょうか?カラフルな遊具は、子どもも大好きで何時間でも飽きずに遊んでしまうものですが、鉄棒やブランコなど昔ながらの遊具で遊ぶことも大切です。

ブランコはバランス感覚が鍛えられます。2歳頃は一人で座ることができなければ、ママが膝に乗せて二人乗りしても楽しいものです。ブランコの鎖をしっかりと握り一人で乗れるようになると後ろからそっと押して反動をつけてあげるとよいでしょう。

鬼ごっこは道具が必要なく、親子で簡単に遊べるのでおすすめです。走る動作だけでなくコミュニケーション能力や瞬発力も鍛えられるため、発達中の2歳頃の子どもに向いている遊びと言えるでしょう。

遊び方がわからなければお散歩でもOK

下の子が小さくて遊びに付き合えないなど運動させられる時間がない場合は、家の近くや公園を散歩するだけでもよい運動になります。散歩だけで運動になるの?と疑問に思うママも多いかもしれませんが、ゆっくりの散歩でも四季の植物や生き物に触れられることができ子どもの脳が刺激されます。

大人ならまっすぐ歩く道でも、子どもはあちこちに興味のあるものを見つけて寄り道をしながら歩くため運動量が多くなります。散歩途中に社会的なルールも身に付けることができ、会話からコミュニケーション力も高まりそうです。

汗をかいたら、ベンチに座っておやつタイムにしても楽しいですね。散歩途中で拾った木の枝や小石で工作をしてもいいし、自由な運動は子どもの発想力も豊かにしてくれるでしょう。

言語の教育のコツや注意点を知ろう!

絵本を読むと、イメージと言葉が結びつく

1歳頃は、「パパ」や「ママ」、「ワンワン」など一語しか話せなくても年齢とともに話せる単語が増えてくるものです。家族の会話を聞いて覚える言葉も多いのですが、絵本から覚える言葉は子どもにとって特別楽しいものです。

たとえ、はじめて聞く言葉が出てきても挿絵と一緒にあっという間に覚えてしまうでしょう。日常のできごとから、ファンタジーなものまで、絵本はいろいろな世界を体験させてくれます。絵本は、たくさんの言葉が覚えられるだけでなく、言葉の魅力も知ることができるのです。

絵本を読んで言葉を覚えていくことは、将来的に国語の読解力にもつながっていくので、小さい頃から本に親しみ、「読むことは楽しい」と親子で感じる時間を持ちたいですね。
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