乳児のほくろは除去したほうがいいの?気をつけたいほくろや予防策
これって大丈夫?ほくろの疑問と予防法
ほくろの数が多いのは大丈夫?
大きめのほくろの場合は悪性である可能性もあるので、早めの受診が必要ですが、1cm以下の小さなほくろがいくつかある場合は、しばらく様子を見ましょう。
両親、もしくはそのどちらかがほくろが多い場合も、子どもはほくろが多くなる傾向があると言われているので、遺伝の可能性もあるかもしれません。
ただし、急にほくろの数が増えた場合、病気の可能性もありますので、病院へいくことをお勧めします。
ほくろの数は、普段あかちゃんに接しているママだからこそ、その変化に気が付きやすいと思います。日頃からほくろの位置や数をなんとなく把握しておくのも良いかもしれません。
色が違うのはなぜ?赤や黒に茶色のほくろ
【茶色のほくろ】
赤ちゃんのほくろは茶色であることがほとんどです。ほくろは、表皮内でメラニン色素が増えてできますが、一度では黒くならず何度も紫外線をあびることによって黒くなってきます。ゆえに赤ちゃんのほくろはまだでき始めのため茶色なのです。見つけたら、これ以上黒くなるのを防ぐためにも日焼け止めを心がけましょう。
【赤いほくろ】
これはイチゴ状血管腫と呼ばれ、生後三カ月以内に発生することが多いと言われています。ママのお腹にいた時に、血管細胞が正常に伸びなかったのが原因ですが、成長と共にわかりにくくなるので、様子見となりすぐに処置をしないケースも多いようです。
ほくろの予防ってできるの?
赤ちゃんとお出かけの際には、日焼け止めをしっかり塗り、頭には帽子をかぶせましょう。赤ちゃんの髪の毛は薄いため、紫外線を浴びて頭皮にほくろが出来てしまうこともあります。
さらにベビーカーにも日よけをつけるなどして、赤ちゃんを紫外線から守りましょう。
肌へ一定の刺激を与えることによってほくろができるケースもありますので、肌着や衣類はできるだけ刺激の少ない肌ざわりの良いものを選び、下着がきつすぎないようサイズにも気を付けることが大切です。
入浴の際、ナイロンスポンジで体や顔をごしごし洗うのも避け、できるだけママの手で優しく洗うようにするとよいと思います。
まとめ
普段から赤ちゃんのほくろや肌の様子に気を付け、何か少しでも疑問や不安を感じたら、安易に自己判断せず、すみやかに医師の診断を仰ぎましょう。早期発見し、適切な処置を受ければ、むやみに不安にならずに済みます。
異常のない、普通のほくろにはあまり神経質にならずに、チャームポイントのひとつとして受け入れることが大切だと思います。