6歳の子どもがひどい花粉症に!幼児に負担の少ない予防と治療
毎日の生活で気をつけること
先ほども述べたように、花粉症の症状を抑えるには「花粉との接触を減らす」ことが大切です。できるだけ花粉を室内に入れないように気をつけましょう。花粉の飛散量が多い日は外出を控えたり、帰宅時に玄関で服を払ったりするとよいですよ。
また室内を掃除するときは、床掃除用のシートなどを使って室内のほこりを一カ所にまとめてから掃除機で吸い取るようにしましょう。掃除機の排気でほこりのついた花粉が飛ぶのを防ぐことができますよ。
スギとヒノキ花粉以外にも注意が必要
例えばシラカンバです。4~6月に北海道などに多く見られる花粉症で、鼻水やくしゃみ、目の痒みなどを引き起こします。口腔アレルギーの症状が出ることもあり、リンゴやキウイなどのフルーツを食べると、口の中が痒くなったり腫れたりするようです。
またイネ科の植物は、5~8月ごろに花粉量が増えます。公園や河川敷などに生えていることが多いので、子どもの発症率が高いといわれていますよ。鼻水や目だけでなく、皮膚など全身に症状が出やすいようです。
ほかにもブタクサやヨモギは、8~10月ごろに花粉量が増えます。季節柄、夏風邪と間違えやすいので注意が必要です。
まとめ
子どもの花粉症は、知らず知らずのうちに重症化しやすいです。ただの風邪だと思ってそのままにしておくと、症状が一向に改善せず子どもが辛い思いをすることもあるでしょう。
食事や生活習慣を見直したり、花粉症予防をしたりすると、強い薬を使わなくても症状が改善されることが多いですよ。子どもの体に負担の少ない予防や治療をしていただければ嬉しいです。