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安定期の目安はいつから?安定期にやっておきたいこととダメなこと

安定期の目安はいつから?安定期にやっておきたいこととダメなこと

魚は水銀量に注意して食べよう

妊娠中は特に栄養バランスに気を遣いたいものですね。栄養価の高いものを、と積極的にお魚を食べている妊婦さんもいるのではないでしょうか?たしかに、お魚にはDHA、EPA、カルシウムといった栄養素が豊富でバランスのとれた食生活には欠かせません。

ですが、自然界に生きる魚には食物連鎖によって水銀が取り込まれています。普段の食生活の中で食べる分には、お魚の水銀は健康に影響するほどのものではありませんが、妊娠中には注意が必要です。というのも、お腹の赤ちゃんはお母さんの体からとり込んだ水銀を体外に排出できないからです。

必要以上に心配することはありませんが、食べるお魚の種類とその量に気をつけながらバランスよく摂取するよう心掛けましょう。

冷えは赤ちゃんもママも悪影響

ママの体が冷えていると、安定期に入ってもつわりが治まらなかったり、腰痛や便秘に苦しんだりする症状が出ます。さらにお腹も張りやすくなり、頻繁にお腹が張ると、切迫流産や切迫早産といった心配があります。免疫力や自然治癒力も低下するので体調を崩しやすくなります。

ママの冷えによる影響はお腹の赤ちゃんにも。体が冷えて血行不良になると赤ちゃんに充分な栄養を与えられません。そのため、早産や流産になる危険性が高まりますし、常位胎盤早期剥離や低出生体重児になる心配もあります。

冷えを改善するには温かい服装をして体を温めましょう。特にお腹周りは冷えないように、お腹を包み込むショーツや腹巻がおすすめです。軽い運動や体を温める食事をするのも効果的です。

まとめ

妊娠5~7カ月の安定期は流産のリスクも妊娠初期よりも少なくなって体調が安定しやすい時期です。体調のよいときに、入院の準備や赤ちゃんと生活する部屋の準備を進めておきましょう。旅行や美容院、歯科受診など、産後にはなかなか行きにくくなる用事を済ませておくのもよいですね。

ただし、安定期に入り体調が落ち着いているからと無理をするのは禁物です。基本的にはゆっくりと過ごすようにして、お腹が張ったらすぐに休むようにしましょう。

リラックスしながら出産までのマタニティライフを楽しんでくださいね。
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