出産間近の外出はもしもに備える!持ち物や陣痛、 破水したときの対処法
出産を間近に控えた臨月の妊婦は、近所へ外出するだけでも用心が必要です。まったく外出しないわけにはいかないので、その場合に持っていたほうがよいものや、いつまで外出してよいのかなどをご紹介します。念のため、外出先で陣痛や破水が起きてしまった場合の対処もご紹介します。
出産間近で外出する場合に気をつけたいこと
妊娠中の外出はママの体調を考え慎重に
また、貧血でめまいや立ちくらみの症状が出たり、抵抗力が衰えていますので風邪のウイルスに感染しやすかったりします。外出するときは体調を考え慎重に行動しましょう。さらに、動きすぎるとおなかが張り、切迫流産になる恐れがありますので、注意が必要です。
妊娠後期になり体調がよく、病院の先生からも外出して少し体を動かしても大丈夫といわれたときはパパと外出するのもよいでしょう。基本的には家でリラックスした状態で過ごすことをおすすめします。
出産間近の外出はなるべく1人でしない
とくに、正期産といわれる妊娠37週0日を過ぎてからの時期は、赤ちゃんの体は生まれる準備が整っており、いつ産まれてもおかしくないので油断できません。
もし、何か起こってもサポートしてくれる人と一緒にいれば安心ですよね。自分でも予想していないときに破水すると、冷静さが欠けて焦ってしまい、どうすればよいのか分からなくなることがあります。いざというときには、病院に電話してもらったり、タクシーを呼んでもらったり、荷物を持ってもらったりして助けてもらいましょう。
外出先は近所や産院まで近い場所にしよう
とくに、陣痛の前に破水したり、正期産前に破水したりすると、子宮内や胎児への感染症のリスクが高まりますので、早急に産院で処置してもらう必要があります。
陣痛から子宮口が開くまでの時間や、破水のタイミングには個人差がありますので、できれば1時間以内で産院に到着できる距離にいると安心です。
臨月に入ると歩いたほうがよいといわれることがありますが、その場合も近所をぐるぐる歩き回るぐらいにしておきましょう。
外出時の持ち物と準備したい陣痛タクシー
母子手帳、保険証、お財布、携帯はセット
母子手帳と保険証を持っていれば、もし救急車でかかりつけの産院ではない病院に運ばれたときにママの状態が伝わりやすいでしょう。お財布と携帯は、急に破水したり陣痛がきたりしたときに、パパや親、産院にすぐ連絡でき、自分でタクシーを呼んで産院に向かうこともできます。
そんなにかさばるものではないので、この四つは持ち歩きましょう。ほかにも、入院に備えて印鑑や診察券もあるとよいですよ。
万が一の破水に備えてナプキンを持っておく
破水で出る羊水の量は人それぞれ違いますので、外出先から家までや産院までの時間ガードできるように大きめの生理用ナプキンがおすすめです。また、おしるしがある場合もありますので、日ごろから下着にナプキンをつけておくのもよいでしょう。
念のため、バスタオルも持っておくと、タクシーでの移動のときにシートを濡らさないように下に敷いたり、上から押さえて隠したりすることができます。
陣痛タクシーに登録しておくと安心
陣痛タクシーの一番おすすめできるポイントは、早朝や深夜問わず24時間365日いつでも対応してくれることです。もし、早朝や深夜に陣痛が始まっても安心ですね。また、外出先でも呼ぶことができますので、いつでも電話できるように携帯に電話番号を登録しておくと便利です。
事前に出産予定日や住所、産院を登録してからの利用になりますので、自宅から産院までの送迎がスムーズです。ほかにも、防水シートや料金後払い、普通救命講習を受けたドライバーなどのサービスがあります。